衝動的で慎重になろう
私は衝動的で慎重な人間だ。相反する言葉だけど、本当にそうで。
私は衝動的だ。「そうだ、京都行こう。」と思ったら、その足で京都に行ってしまうくらい。好きになった人に「もう好き!」とさっさと伝えてしまうほどに。興味がなくなったら、あっさりと自分の世界から消してしまうように。
私は慎重だ。旅行の計画を一から立てて、スケジュールを完璧に決めたくなるくらい。言いたいことを言うまでに、1日中だって考えてしまうほどに。食事を作るにしても食べに行くにしても、なかなかメニューを決められないように。
今日も衝動的なことがあって、もう少し慎重になれば良かったじゃないか、と反省した。衝動的なその瞬間は、それが一番に正しいと思っているけれど、後からぐじぐじ考えてしまう。割と、もうどうしようもないことでも。
一方で、慎重すぎて全く行動できないこともある。簡単に言えば勇気がないのだ。一歩踏み出す勇気。勇気を出さない方になだれ込む方がラクだから、慎重な自分を大事にしてしまう。今より、始めるのに一番早いタイミングはないのに。
衝動的な部分は慎重に、慎重な部分は衝動的に、そんな自分になりたい。対極なようで、実はグラデーションになっている感情だから、漂いながら考えてみたい。
衝動的な自分に、「もう少し慎重になってみたら?」と問いかけて落ち着こう。慎重な自分に、「もう少し衝動的にいっちゃえば?」と背中を押そう。
どちらも自分が持っているところだから、どちらにもなれるはずだから。令和は、そんな衝動的で慎重な自分になりたいものです。
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