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メガネか素顔か、どれが私か

昨日はメガネの記事をかいて、ふと思い出したことがあった。

メガネをかける人にとって、メガネをかけている姿と、メガネを外している素顔の姿と、どちらが「私だ」って思うんだろう。


私は、メガネを外している方が「私だ」と感じる。今は仕事のためにメガネを掛け続けているけど、これまではメガネを一日中掛けていることがほとんどなかったから、そっちの顔を見慣れてる。メガネを外しているのが自分っぽい気がする。

私が予備校に通っていたときは、ずっとメガネを掛けていた。目が悪くなっていたし、コンタクトレンズを作る前だったから。そのとき出会った人たちにとって、私は“メガネを掛けている人”だったんだろうな、と思う。

私の母は常にメガネをかけている人で、私が小さい頃はメガネを外した母が別人に見えていたのか、母がメガネを外すことを嫌がっていたと聞く。私にとって母は「メガネを掛けている姿」で想像される。


言ってしまえばどちらも本人なのだけどね。しっくり来る自分ってのはまた違うけど、どちらもしっくり来るとか、どちらもしっくり来ない人もいるだろうし。

メガネだけの問題じゃないのかも。たとえば髪色とか、メイクとか、ファッションとか、表情とか、全て“無”なのが自分らしいかどうかはわからないし、全て“有”で自分らしくないわけでもないし。メガネも同じなのかな。


ま、メガネ外した方が肌もきれいに見えるし、ぼんやりした顔がそこまで悪くないと思えるから、気に入っているのかも。あれ、話が違う?自分が気に入っていれば、どんな自分も自分だよってことだね。


2019年10月15日(火)

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