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40歳を目前に思う最適解の生き方

完全なる私事であるが、来月の30日で私は40歳になる。
自分が40歳になるときどんな感じなのか、想像もしていなかったが実際のところは大幅に老けたり大病を患ったりすることもなく、普通に毎日を過ごす事が出来ている。

しかし、せっかく大台に乗るのだからやはり自分の根本的な生き方や考え方を振り返っておきたい。

というか、実生活においてもそんな考えさせられるような出来事やタイミングが重なったりもしたので改めて書き留めておこうと思う。

やっぱり朝型が良い

朝活って、意識高い系の人がやることだと思っていた。
そもそも夜、就寝2時間前からスマホやパソコンを見ないとか、絶対に無理だし0時過ぎても活動時間だからそれまで何かしていないと「もったいない」と思っていた。

しかし、思うところがあって最近は夜に仕事をすることをやめている。
スマホやPCは残念ながら2時間前に終わらせられないのだが、本を読む時間を作ることにした。今のところ副作用のまったくない「眠剤」となっている。

早く寝れば、当然早く起きることができる。
一度、20時前に寝たことがあったのだがその日の翌朝は3時半に目覚めた。これは朝なのか深夜なのか。

最近は平均して5時台なのでとても早いとは言えないが、さくっと朝活をするには十分な時間である。
何かの文献でも見たけれど、早朝というのはとてもスピリチュアルな時間らしい。なんとなくわかる。空気が良い。

ちなみに私の朝活は自分の好きなことをしていて、特に生産性のあることをしているわけではない。その点について次に書いておく。

生産性のないことを重視する

こう見えて、私はものすごくまじめで勤勉なタイプである。
どんな仕事でも「振り返り」と「次の一手」を考えるし、失敗しても何か一つは学ぼうと考える。
上級者の言うことは基本的に聞くし、教えられた成功法は必ずやってみる。

しかしこれが、「ねばならない」になってしまったときに、マヒして気づかないことが多いのだ。

世の中の多くの人はどうだか知らないが、私の場合「ねばならない」で動くとろくなことがないらしい(そういう星回りらしい)。
私が「ねばならない」モードに入ったとき、大抵「やりたい」「好き」を後回しにしているし、それをしすぎるとだんだん分からなくなってくる。完全に忘れると強制終了がかかる。

実は最近まで私は「ねばならない」で全てのことをこなし、動いてきた。
最初はそれを「楽しい」と思って望んでいたことだったので、逆に「ねばならない」は微塵も感じていなかった。

それに気づいたときにはもう、手放すと恐ろしいことが起きると信じ切ってしまっていて、その呪縛を解くのにとても時間がかかった。

しかし今はその手放しもして、少し楽になっている。

世の中は経済不安もあり、子供も大きくなり、心配なことが多い。
ねばならない思考は油断すればすぐに襲い掛かってくる。
だから、生産性のある時間を過ごさなくてはならないし、無駄な時間は1秒たりとも過ごしたくない…そんな風に考えていた。

けれど、今は少し冷静になった。
もうすぐ40歳。人生の折り返し地点。このまま「ねばならない」だけで突き進んでいたら私の人生から色が消える気がした。

私はもっと自由で色のある人生を紡ぎたい。だとしたら根本から考え直さなくては、と思うのだ。

投資先を厳選しそれ以外は渋くする

人それぞれ、重視していることが違うと思うので投資先はまちまちだと思う。ライフステージや体の状況によっても変わるだろう。
ホロスコープなどの占いも押さえておきたいところだ。自分が何を大事にしたいか、どう見られたいかが客観的に分かるチャンスである。

私の場合、やはり月星座が牡牛座なので「体に触れるもの」はこだわらなくてはならない。
幸い、スキンケアやボディケアに関することはとても良いメーカーを見つけたのですこぶる調子が良い。食べ物や服などはまだ改善の余地がありまくるが、以前に比べて自炊の回数は格段に増えた。

また、月星座牡牛座はラグジュアリーな空間やサービス、と書かれている本やサイトが多いのだが、私はあまりそういう空間が好きではない。どちらかというとアンティークやトラディショナル、自然のほうがいい。

と思っていたら、牡牛座にはラグジュアリー以外にも「伝統的」というキーワードもあるらしい。そちらの方が私は納得だ。

大切なのは、好きな部分にしっかり投資したら、あとの部分に関してはえげつないくらい渋くする。お金持ちの人って、お金をかける必要がないところに関してはビタ一文払わない。それがセールスマンの営業でくつがえることもない。はなっから決めているのだ。

私は怠惰な性格があるのでつい、言い訳して無駄なところ(緊急性低い)にお金を払ってしまうのだが、それをやっているようではお金持ちへの道は遠いだろうなぁと思う。

イマココとは違う「瞬間の充実度」

HAPPYちゃんの提唱している「イマココ」は、はっきりいって「後者(心屋仁之助さんの前者・後者論を調べてください)」を食い物にする宗教ビジネスだと思っている。
イマココ信者にはいろいろと言いたいことがあるけれど、約束を守らないことや計画性のない行動や出費を賞賛する傾向とか、はっきりいって危険思想以外のなにものでもない。

話は逸れたが、イマココではなく「瞬間の充実度」は大事にすべき、だというのが私の持論だ。
イマココと何が違うか?というと、身の丈に合ったことをして何が嬉しくて幸せなのかという点に思いを馳せるというただそれだけのことだ。

あのスピリチュアル引き寄せブームによって、バンジーだのイマココだの内観だの自分に集中だの、いろんなことが言われていたけれど、2015年頃から始まっているムーブメントによって物質面で豊かになった信者さんが殆どいないよねってことにそろそろ気づいた方がいいと感じてもいます。

ときどき、自分の「瞬間の充実度」でいかに自分が幸せか?というのをつらつらアピールする人もいるけれど、本来それって毎日垂れ流すものではないんだよね。
自分のことを表現するのに抵抗のあるアラフィフの一部マダムならわかるけど、SNSで自己主張、自己表現なんてなんのハードルも感じないって人が増えてきているからね。そんなの見てても面白くない。

だったら、SNSにはくだらない幸せ(のようなもの)の垂れ流しはやめて、それを味わった幸せな自分の状態で、この「世界」という舞台の演者になればいいだけのことなんだ。

まとまらないけどまとめ

40歳が見えてきたら
・早起きしてスピった時間にさくさく自分の好きなことやる
・生産性なくてもええやん、生きててええやん
・好きなところにだけ全財産ベット
・イマココとかマジで古いからもうやめとけ

以上が、この記事のまとめとなります。
いい40歳を迎えよう。

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