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ゴールデンカムイ26巻 感想

ビール工場で大騒ぎ

6月18日に、ゴールデンカムイ26巻が発売されました。

表紙は初のヴァシリ!!

↓以下、極力ネタバレは避けているのですが、読んだ感想なので、ほのかにネタバレは避けられないかと。

まだ未読の方はブラウザバックお願いします。

冒頭から笑いました。

(前巻ラストは、牛山と宇佐美のはち合わせで終了でした。)

駆けつけた鯉登達。

「宇佐美に当たるから撃つなっ」て言う鯉登!

優しいなと思った直後の牛山の反撃が意外すぎて笑いました。

え!?投げる??

それを避ける鯉登の身体能力もスゴい。

鯉登すれすれに過ぎゆく危険物的な存在が、なんともシュール!これぞゴールデンカムイ。

更にジャンプして避ける月島達。

受け止めるとかしないの😂

避けられ無かった人もあり。。

土方歳三の存在感!!

めちゃくちゃ存在感ありますよね。

しかも、強い。存在が強い。

「男子の向こう傷」のセリフ

(向こう傷は、敵と戦う時に体の前面に負う傷)

出ました〜!!新選組逸話!!

ここで、このセリフ〜〜〜っ!!

ひゃぁあぁあ!!

こんな!そんな!土方歳三本人に言われたら、あんな顔になりますよ!!かっこい〜!!

土方歳三の逸話に残っている言葉だそうです。

↓こちらのサイトさんの逸話11番に記載されています。

(うひゃ〜!!ほんとにイケオジならぬ、イケ叔父だった訳ですね。

土方さん熱いお風呂好きだったとは。

甥っ子さんたちにお風呂の時は嫌がられてたのが何とも微笑ましい。 )

杉元と鯉登

相変わらずこの二人が出会うと凄まじいですね。

ちょっと毎回楽しみです。

ビール工場で大騒ぎ!!

しかし、相変わらず牛山の行動は読めない。

いや、だからその。

そこで飲むんかい!!なシーン笑いました。

しかも、杉本のセリフがCMみたいだし。

酔って使い物にならない人々のグダグダな戦い。

グダグダ!!

この緩急!!これがゴールデンカムイ!!


そして、アシリパに最大のピンチがーー!!

表紙のヴァシリ登場。かわいい。

尾形との確執。

チラッと登場の弟が健気すぎません!?

信じてあげてよ!尾形!!

アシリパ強くなった!!えらい!!

杉元は当然ブチギレ。

今回最強にブチギレてましたね。

気持ちは分かる!!分かるけどヤバイ!!

え?ええ??

ちょーーーーーーーヤバいでしょ。

ちょーーーで戦うの!ちょちょちょ!!

これがホントのゴリゴリのゴリ押し。

そこの角までにしてあげて!!

ゴールデンカムイの問答無用な生生しい暴力シーンと変態シーンは突き抜けてますね。ホントに。

いやもうこれは好奇心で読んでますよね。

刺激がつよつよすぎますです。

男らしいというか、男臭いというか。

全編通して滲み出る男性特有のアッサリとした状況把握とか、すばやい認識能力とか。

登場人物が全員、周りの状況を見ながら一瞬で自分の行動を決める流れが無茶苦茶カッコいい。個々が完全独立。敵味方が利害でコロコロ変わる

誰か怪我をしても、命に関わらないなら目的優先。怪我した本人も、動けるかどうかしか判断基準に無かったりするし。

基本男性は最終目的から視点を外さずに、間に起きる問題を解決して物事や仕事を進めるみたいな感じですよね。

女性はとにかく怪我をした人がいたら、まず共感。痛くない?大丈夫?手当しないと!!という流れ。

この男女の違いは原始時代からの本能みたいな物で、それぞれの役割に合った進化だとは思うのですが、面白いですよね!!どっちが優れているとかでは無くて、必要性で違いが現れた所が面白い。

毎回この話になりますけど、それだけゴールデンカムイって男性脳的特徴が強いんだなと、興味深い。

いやーーー。でもーーーー。

アシリパちゃんの心理描写はめちゃくちゃ乙女ですよね。すごい。少女漫画みたい。

あの数々の変態を描ききっている作者様のどこに、こんな純真無垢な乙女が存在するんでしょうか?

はぁーーっ!!ふ、し、ぎ、だぁーーー!!

衝撃の鶴見中尉

あの衝撃的な鶴見中尉と宇佐美の構図が、某宗教的芸術作品を想起させましたよね。。

鶴見中尉への宇佐美の敬慕が、このシーンのセリフで回収される訳ですが。。

んー!!

ある意味誰よりも宇佐美の本質を知りつつ、理解しつつ利用した。使い倒したというか。

中尉コワイコワイ。

中尉の完璧な嘘は、宇佐美にとっては真実として固定されたという衝撃もあり。

え?嘘が真実に?

少なくとも宇佐美にとっては真実なんですよね。

しょ、衝撃すぎませんか!?


鯉登の脂汗

ハラハラの展開の中に、大きな変化を見せた月島と鯉登。

特に鯉登の報告に「良く分かった」と答えた鶴見中尉がものすごく

コワかった!!

鯉登もそれは脂汗流しますよね!!

月島の、顔!!

中尉に気づかれちゃいましたよ!!

そして、同時に鯉登も自分の変化に気づくことに!!

このタイミングでは、隠せないのも無理はなく。

ひゃーーー!!どうなるんでしょうか!!

強運門倉。

イチバンすぐ死にそうなのに、死なない強運キャラだなぁ。

しかも、思いのほか重要キャラじゃないですか!!

いちばんびっくりした!!

もぅー。ラストがもぅー。

ピタゴラスイッチじゃないですか。

かわいいのか。

そっ。。。と置く。。

まとめ

今回いつにも増して中身濃かったですね!

コミック2冊分くらいの読み応えでした。

本当はもっと語りたいんですけど、尾形とか、ボウタロとか。

とりあえず、ヴァシリ表紙おめでとうございます。

数ページの登場なのに、表紙なんて。

でも、その数ページがめちゃくちゃ良かったですね。尾形もヴァシリをしっかり覚えていましたし。

この二人の今後にも期待です。









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