見出し画像

PythonでMACD(Moving Average Convergence/Divergence)を算出する

MACD(Moving Average Convergence/Divergence)とは

MACDは算出期間の異なる2つの指数平滑移動平均(以下、EMA)の位置関係を表したテクニカル指標です。

MACDは、短期EMAと長期EMAの差です。数式で表すと「短期EMA-長期EMA」です。
MACDのシグナルは、MACDの移動平均です。
MACDのヒストグラムは、MACDとMACDのシグナルの差です。

MACDは、短期EMAと長期EMAのどちらが上にあるのかによってトレンドを判断します。
MACD>0、すなわち、短期EMA>長期EMA → 上昇トレンドと判断
MACD<0、すなわち、短期EMA<長期EMA → 下落トレンドと判断

これが大前提になります。

MACDの向きは2つのEMAの差が拡大しているか縮小しているかを表しているだけです。
大前提を忘れてMACDの向きだけで判断しないように気をつけましょう。

ソースコードと実行結果

ここから先は

2,478字 / 1画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?