シェア
青井翠
2022年11月26日 10:03
高校生の時、文化の授業で茶道があり、一通りの作法を学んだのだが今となって覚えているのは茶筒をふくさでひらがなの「の、い、り」の形をなぞって拭くということだけで、それもあっているのかどうかあやふやである。なぜ、「の、い、り」なのかわからなかったが先生がお手本を見せている時、着物の袖がたおやかに動いているのをみて、様式美、というのを学んだ。お作法を全く知らないまま、なぜかお茶会を手伝う機会が二度
2022年11月10日 20:19
最近、フランケシュタインを見たこともあり、「美とは何ぞや」とか「フィクションとは」と悶々と考えているところに脱輪さんのこの記事が目に飛び込んできた。読後、なんだか凄すぎて、それで煙に巻かれたようで思わず笑みがこぼれてしまった。この一節が特にお気に入りだ。私に哲学の素地がないため（なぜかカントの本だけある）、これはドゥールズ的ですね、ここはデリダ的だ、美について〇〇はこう言った、みたいなバ
