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学習面での睡眠の重要性

睡眠の取り方次第で成績が変わるよってお話をしたいんですが、なかなか長くなってしまったので読む気が起こらないかもしれません。でも置いておきますね(*´ω`*)

勉強が出来る人と出来ない人の違い

◇◆勉強が出来ない子はいない
みんな正しくやれば勉強は必ず結果が出る
ということを私は以前お話しました。
『勉強出来る、出来ない』は、
『頭が良い、悪い』では無いんだよーって事です。

『自分は頭が悪い。あいつは頭が良い。』って
いう風に思う人いるよねって
話をしたんですけど、
じゃあその
あいつは頭が良いって感じるその人と
あなたの違いってどこにあるのかって
いうのを今日はちょっとお話したくて
これを書いています。


面倒なので、あえて今日は
『頭が良いやつ』と表現しますが、
正確には頭が良い奴は⇒頭の使い方が良い奴
です。

色々なものの考え方がそもそも違います。
頭の良い人達は睡眠時間はしっかりと確保した上で、限られた時間をどう上手く使うかを大事にしています


頭の悪い人は、睡眠時間を削って、時間や量で勝負しようとします。
単純に量をガムシャラにやれば
良いってことではないのです。
睡眠の取り方次第で成績にグッと差がつきます。

よく、学校でもガリガリ常に勉強してる訳でもなく、釣りをしたりだとか、いつも趣味の時間も多く取っていて、睡眠時間も自分より沢山取ってるのに、自分より成績が良い。
全然なにも頑張ってるように見えないのに
頭が良い奴っていませんか?


そういう人達って大抵の場合
その物の考え方とか時間の使い方とかが上手いんですよね。
復習ひとつをとっても
ここはもう復習しなくていいところとか、メリハリというか大事なところとそうでないところの取捨選択が上手かったりします。


逆に頭の使い方が悪いと、
ここはもう覚えてる自信はあるんだけど、忘れる可能性もあるし、やっぱりここも丁寧に復習しておいた方がいいよなって思って
もう復習しなくても良いところまで復習したりして無駄に時間だけを使って効率の悪いやり方をしがちです。

そして実は、天才的に頭が良いという風に見える人達も意外と凡人だったりします。物理学者のアインシュタインが『天才とは努力する凡人のことである』って言葉を残してますけど、実際そうだと思います。

天才と呼ばれている、そういう人達って努力が出来るって意味では天才で間違いないかもしれませんが、それは才能とか素質なんじゃなくて環境とか習慣によって手に入れたものである場合だったりするんですよね

端から見て、『超頭良い、やばい天才』と思える人間

その天才と呼ばれる人間になることが、習慣で手に入れられるとしたら"習慣"大事にしたくなりませんか?

(なので私はこれから習慣についても記事を書く予定なのですが、今回は長くなるので次の機会に。)

それから頭の良い人達って
1日15時間とか本当に勉強漬けでガリガリ頑張ってるってイメージを持つ方もいるんですけど、「じゃあなんで、あいつは全然そんな風に毎日机に長時間向かってる様子もないのに、あんなに成績が良いんだ?」って
感じる方もいるかもしれないのですが、
答えはそこにあると思っていて
単純な勉強量とか時間ってだけじゃなくて、これは必要だとか、ここは必要ないっていう部分の判断が上手いし、これを頭に入れるためにはこうやったら良いっていう自分の中での自分に合った勉強のやり方を持ってたりします。


それとか、ここは踏み外しちゃいけないっていうポイントもしっかり押さえていて、
例えば『睡眠は必要だからどんな事があっても
ちゃんと寝よう』とか
そこら辺がしっかりしてると思います。


だから、単純に地頭の良さが違うとかじゃなくて、物の捉え方とか考え方が違うよーって
ことです。

IQを下げない為には

ただ、人のIQに関して言えば、IQの部分は生まれた時にはもう決まってて、そのIQは後から伸ばすこともできるん "だけども"、伸ばすことも "できなくはないよ"っていう感じで、なかなか伸びにくいものではあります。


反対に、IQって、あることをすると簡単に落ちます。
それは『他人と比べること』です。
ここでは詳しく書かないんですけど、
他にも、自分に必要な睡眠時間を確保しないと脳がちゃんと機能しなくて、頭が働かない、集中力が保てない等のことが起きます。
要は、寝ないっていう行為が、自らの能力を下げにいってるようなもんだよって話です。

IQはなかなか上げることは難しいと言ったのですが、人の"記憶"の部分をつかさどる『海馬』は自分の努力次第で大きくすることができます。

脳と睡眠について

「海馬」という脳の領域を知っていますか?海馬はおもに「記憶」をつかさどる、勉強と非常に関わりの深い部分です。
近年の研究で、私たちの記憶力は、この海馬の大きさと関係していることが分かっていて、「海馬が大きければ、記憶力もいい」と言えます。一方、海馬が十分に育っていないと、記憶の定着は悪くなります。

海馬は睡眠で育てる事ができる


この海馬の大きさは、生まれつきのものだけではありません。海馬は自分の努力で大きくすることが可能です!
人間の脳にある神経細胞は、生まれてから死ぬまで、右肩下がりで減っていきます。しかしその中でも海馬だけは例外で、増やすことができます。そしてその成長と深く関連しているのが「睡眠」なのです。
十分な睡眠が海馬を育て、睡眠不足は海馬を縮ませます。海馬が縮んでしまう一番の原因は、ストレスにあると考えられています。
睡眠時間が不足すると、"たとえ自分がそう感じていなくても"心身ともに大きなストレスを感じます。夜遅くまでやる気に満ちていて、集中力が続いていたとしても、心身は睡眠不足を感じている可能性があるのです。

○しっかり眠ることは、学習や仕事の効率を上げるばかりでなく、脳の健康維持にも役立ちます。

そして、『あぁ自分は睡眠不足の生活を続けてきたからもぅダメだ...』って思った方!大丈夫です!!取り返しが全くつかないわけではありません。睡眠不足を改善すれば、海馬(脳)はまた成長を取り戻します!

なので、なにが言いたいかって言うと
『頭が良い人、悪い人っていないよ』とは
言ったけど、
人間にとってこれは
最低ライン必要なこと!(睡眠とか食事とか)をちゃんと理解していて、
それをちゃんとやってる人(ちゃんと寝るとか)は
ある意味で言うと頭が良いって話になるよねってことです。

具体的に最適な睡眠時間って?

じゃあその『ちゃんと寝る』って
具体的に何時間寝ればちゃんと寝たって
ことになるの?って話になるんですけど、
これはその人のクロノタイプによって
変わってくると思っていて、
7時間で良かったり、8時間の方が良かったりだとかその人によって結構変わってきます。


でも、どんな人でも最低ライン6時間を切るような睡眠はダメだと思うし、逆に9時間とかを超えるような睡眠の仕方も免疫力とかを下げてしまって身体に悪い影響を与えるので
その最低ラインは押さえておいて欲しいかなと思います。


そして、巷にはあらゆる快眠法が存在していますが、それらの睡眠の情報には、「人にはそれぞれの睡眠タイプや置かれた事情がある」という前提があることも知っておいて欲しいかなと思います。


心身の最低限の健康を維持するために、1日6時間以上の睡眠は必須。高いパフォーマンスを発揮するためには、最低でも7時間は眠る必要があります。風邪ウイルスの感染予防にも、7時間以上の睡眠が必要です。
これは、誰にとっても基本の条件と考えていいでしょう。7時間以上をいかに確保し、かつ質のいいものにしていくかということが重要になります。

睡眠を大事にしているA君と、睡眠を削って頑張るB君の話

だから、例えば
同じ学校、同じ塾に通っているA君とB君がいたとして、この二人は成績が同じくらいです。A君は睡眠時間8時間、B君は睡眠時間を削って夜遅くまで頑張っていて、いつもA君の半分の時間の4時間しか寝ていなかったとしましょう。
なのに、成績は同じくらい。

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これは、単純にB君はA君の倍の時間、勉強しなければ追い付かないレベルの頭の持ち主なのでしょうか?A君とは才能や素質が違うからなのでしょうか?


いいえ、違います。
B君は単純にA君の倍頑張らなければ追い付かないほどに頭が悪いよって訳じゃなくて、
ちゃんと人間に必要な部分(睡眠)を
削ってしまっているがために、
自分自身で悪い方向に自分を持っていってたんですね。

○実は、脳科学的に見て、学習と睡眠はきわめて密接な関係があることがわかっています。必要な睡眠をきちんととれていないと、それだけで学習の効率が下がってしまうのです。
つまり、睡眠時間を削って勉強に励んでいたB君は、必要な睡眠時間をとれなかったばかりに勉強効率を下げてしまっていた可能性があるのです。一方、A君のような「睡眠優先」の態度は、勉強でしっかり成果を上げるために、非常に有効です。

なぜ睡眠を削ったら能力が下がるのかって言ったら、
睡眠を削ったことで睡眠不足に陥っている為に、授業中に集中力が保てなくて、勉強の内容が全然頭に入って来なかったりしてる訳です。

睡眠を削って勉強時間を増やす事がなぜいけないのか?

【答え】せっかく時間をかけて勉強をしても、睡眠をとらなければ、脳は内容を保存することができないからです。


勉強で覚えた内容を記憶として定着させるためにまず必要なのが睡眠なので
勉強と睡眠ってセットで使うことが必要なんです。
睡眠を上手く使って勉強することが
大事になってくる訳です。

睡眠のタイミング

その睡眠も単純に8時間寝れば良いよってことじゃなくて、どのタイミングで取り入れるかっていうのも大事で
例えば、私だったら睡眠を勉強でサンドしてあげるのがとても効率が良いと思っていて
勉強した後にご褒美で好きなこと(テレビを見る、ゲームとかスマホを触るとか)をやってから寝るよりも、暗記ものとか勉強をした後は本当にそのまますぐ布団に入って寝て、そして、起きてすぐに寝る直前に勉強したことを思い出す(復習)をするっていう形を取っています。


○では、暗記をした後に他のことをすると? 脳の中で記憶がごちゃ混ぜになり、肝心の勉強内容が抜けてしまいます。これは「記憶の撹乱」と呼ばれています。せっかく漢字を覚えたのに、その後にテレビを見ると、漢字とテレビの内容が脳の中で混ざってしまい、脳にうまく保存されることができなくなってしまうのです。


○特に暗記もの(漢字の書き取り、英単語の暗記、日本史の年号、古典の単語など)に取り組むのは、脳のしくみに非常に合致しています。このときの重要なポイントは、勉強を終えたら、「すぐに」寝ること。なるべく何もせず、「本当にすぐ」寝てください。
私たちの脳は、眠っている間にその日1日の記憶を整理し、必要なものを定着させます。つまり、勉強をした内容がきちんと脳に保存されるのは、寝ている間なのです。

お昼寝も良いよ


もう1つはお昼の休憩の時間にもお昼寝をするようにしてて、その時にも寝る前にちょこっと暗記物をしてからお昼寝をはさんで、起きて思い出してってやるのをセットにしてます。
他にも睡眠の質自体を高めることをした方が良くて、ちゃんと1日の計画を立てる時に、入浴の約90分後に睡眠に入るようなスケジュールの立て方をするとか
色々できる事って沢山あるんですよね

睡眠の質を高める入浴法

入浴の事について簡単に触れておくと、

入浴後の湯冷めには自然な眠りを誘う睡眠作用があるので、
入浴の際は
『必ず湯船に入りましょう』
体温を上げると体温変化が大きくなります。
この体温変化が大きいほど深い眠りに入る事が出来ます。
この時、シャワーだけだと身体の芯まであたたまりせん。湯船に入り身体の芯まで温めてあげる方が効果が高いので、出来たら湯船に浸かりましょう(15分)。

それから、どんなに能力がある人でも風邪を引いたりで体調が悪かったりだとか、眠かったりとかすると、割りと出せるアウトプットのレベルは下がります。
だから、アウトプットのレベルを上げるには脳がちゃんと動いていないといけないので、そっち側の準備をちゃんとしてあげる方が大事だったりするわけです。

『いつもの能力より下がることをやらないようにする』っていうのも大切にした方がいいよってこと。

結論


睡眠だけは削ってはいけないよ!って
話でした

睡眠を削って頑張る方もいらっしゃいますが、睡眠を削るという事は単純に健康を損なうというだけではありません。

しかも、、睡眠少ないと老け込むのも早いらしいですよ(ボソッ)

寝ましょう。

家事や育児もあって、それでも勉強したい!という方やフルタイムで仕事してて、勉強するなら睡眠を削るしかないんだ!って方も居るかもいれませんが

そんな方の為の時間の使い方についても書いていく予定です。どうやっても睡眠の時間増やせないよって方も、睡眠の質を高める事は出来たりします。

とにかく、睡眠は削ってはいけないものです!

睡眠時間を確保する努力をしましょう!

『"頑張る"ためにも"休む"ことは必要!!』

最後まで読んでくださりありがとうございます。いただいたサポートは今後の学びのために使わせていただきます🌸