教えるのは少し恥ずかしい超独自『暗記術』をこっそりご紹介します

今回は、私が普段使っている『暗記術』を少しだけご紹介します。

この記事は、
仕事でも勉強でも、何かを『覚えたい(記憶したい)』んだけど、なかなか『覚えられない(記憶できない)』という、『覚える(学習する)』という事に苦手意識のある方にオススメです。

それでは早速
『暗記』において重要なポイントを
1つずつ、解説していきます。

🌸『暗記』において重要なポイント

【その1】忘れるのが当然だという事を理解する

まずは、『暗記』に対する苦手意識を少しだけ軽くしたいと思います。

『なかなか物事を覚えられない』『暗記はどうも苦手だ..』と、暗記に対する苦手意識を持っている方も多いかもしれません。

ただ、自分の物覚えが悪いのは『あなたの能力の問題』ではなくて、やり方が間違ってたり、やり方が合ってなかったりしているだけです。

実際、あなたに合った『暗記の仕方(覚え方)』を見つけ出すのは難しい面もあるかもしれませんが、『これ良いかもな』と感じたものを、積極的に試してみて
自分に合うやり方を確立していってください

『この方法で誰でもみんな確実に覚えられるよ!』みたいな方法を試してるのに、それですら自分は覚えられないんだけど..と
心配する必要は無いです!

そんな万人ばんにんに通用する魔法のような方法って無いですし、人には合う合わないが必ずあります。
ですので、ひとつ試してすぐ諦めたりせずに、自分を信じて色々なやり方を試してみてくださいね。

それから、
人間はそもそも忘れる生き物なんだという事を言い聞かせてあげてください。
忘れるのはあなたの問題じゃないですし、忘れて当然なんですよ。
だから、まず、安心してください。

学んだ直後から忘れていくんですよ、人間って。
その事をまず知っておく事が大事。

人間は暗記した事をわずか1時間後には半分以上忘れちゃうんです。

そして、そのまま復習なり何もしないままだと、
どんどん忘れていくだけ..という形になります。

『忘れる』という事を前提に置いて、その上で『復習』をベストなタイミングで取り入れてあげると、記憶が強化されて、忘れにくくなります。

この『復習』のタイミングも割りと難しかったりもするのですが、個人的なオススメをいくつか挙げてみたいと思います。

オススメする『復習』のタイミング

『復習のタイミング』ってものすごく重要で、
『忘れる前に復習するんじゃなくて、忘れた頃に復習するのが良いんだよ!』とか、『1日後』とか『1週間後』とか色々な事が言われています。

それは、もちろん実験結果に基づいたものであったり、脳科学から見ても正しいものだとは思うのですが、それを今回はあえて無視した私の個人的なオススメのタイミングをご紹介します!

①『1分以内』

これは、復習というより『確認』という形で取り入れているのですが、覚えたい部分を細かく区切って『復習(確認)』を挟みつつ、進めていくというイメージです。

例えば、テキストであれば、『一段落ごと』とか、『1つの章が終わるごと』にすぐさま『復習』します。

やり方は、今読んだテキストを閉じて、『どんな事が書かれていたか?』という事を声に出してみるだけです。

要はちゃんと頭に入ってるかな?という事の確認で、
この時、その内容は自分の言葉に変換してあげても良いです。

早く進まなければという焦りから、どんどん進みたがる気持ちも分かるのですが、
私は、物事を理解なしに進むのはあまり良く思っていないので、今自分がただ単に文字を追うだけの作業になっていないか?という確認の意味も込めて、取り入れています。
ただし、ここにはそこまでガッツリと時間を取る必要はありません。

あくまで、今読んだ所を手で隠しながら声に出してみて、ちゃんと頭に入ったかどうか確認していく感じです。
たったこれだけでも、その情報に少なくとも二回触れる事になるので、記憶にも残りやすいです。

🌸補足

ここで、更に補足をすると、
私はこの時に目の前の観葉植物に向かって
話かけるように復習(アウトプット)をしています。
観葉植物が自分の生徒だと思って、
自分の言葉で授業をしてるって感覚で、
今学んだことを出していきます。

これは、『教えるつもり勉強法』ってやつで、
いま学習した事を、誰かに教えるつもりで
インプットすると、吸収がより強化されるのと、
自分の言葉で分かりやすく説明するためには、
より深く自分の中で咀嚼そしゃくしなくてはいけないので、
『この後(観葉植物への)授業が控えているんだ!』という心持ちで、勉強をする方が、より記憶にしっかり入ってくれています。
実際に、誰か教える相手がいれば良いんですけど、私みたいな陰キャで人間が苦手な方にはオススメの方法です。
ぜひ、お試しください。

②寝る前

2つめのタイミングとしては『寝る前』です。

ここも割りとサラサラッと『今日1日で学習したところ(テキストやノート)』を軽く見るってくらいで良いのですが、
やはり一番記憶を定着させるのに効率が良いのは『寝る前』と『起床後』の組み合わせです。

ですので、寝る前と起床後にはテキストやノートを見返す習慣をつけて欲しいかなと思います。

余裕のある方は、寝る前に『暗記』をして、起床後にどれだけ覚えているかの『確認テスト』をするのもオススメです。

③起床後

②で説明した通りですが、②寝る前と③起床後は、本当に簡単で良いので最も復習をして欲しいタイミングです。

④1週後

ラストは1週間後です。
私は、1週間ごとに、『総復習』する時間を設けるようにしています。

そこで、覚えられていないものだけをピックアップして、それぞれの科目で分けて
1枚のルーズリーフにまとめます。
それを3枚くらいコピーして、家の色々な所に貼っています(笑)

個人的なオススメは洗面所かな?
歯磨きしてる間とか、お風呂上がりに髪の毛を乾かしながら、その紙を見ます。

どんなに覚えにくいものでも、不思議と最低でも7日後には全て覚えられます。
これ、本当に不思議なんですけど、6日目くらいまではなかなか覚えられなくてもなぜか7日後には完璧に覚えられるようになります。
嘘だと思ったら一度やってみてください。

この7日後には完璧に覚えられるっていう感覚が楽しくて私はハマってます。

なので、次の週にはその紙は全て剥がしてしまって、次の週の分の新しい紙を貼っていく形になります。

これで、ほとんど私は長期記憶に残せるので、『1ヶ月後』とかの復習は設けていません。

紙を貼る場所は、他にも
ベッドの所だったり、洋服タンスに貼ってみたりとかしてます。

ベッドのところに貼っておくと、目が覚めた瞬間に復習が出来るのと、なかなか布団から出たくないっていうダラダラ時間ですら、『これは今勉強に使っている時間だから、セーフ‼️』って、自分を認めてあげることまで出来てしまいます(笑)

タンスだと、服を決めてる間にチラチラ。
靴下をはきながら、チラチラ。

本当、こんな一瞬ですら復習になっちゃっうので、暗記の回転数をガンガン伸ばせるのでオススメ。

両手がふさがっててもOKだし、テキストを開くっていう、その『開く』という動作すらも必要ないので、楽に復習ができます。

割りと、机にテキストをセッティングさせておいたとしても、朝の忙しい時間帯にテキストを開くっていう行為はなかなかハードルが高かったりもするのですが、これだったら朝ごはんをモグモグ食べながらボケっと壁を眺めてるだけでも復習できるんで、私には向いてました(笑)
ここら辺は本当に独自に確立させた方法なんですけど、このやり方で、難関試験にも実際受かってるので、合うと思った方は取り入れてみてください😊

【その2】イメージ化する

暗記において重要な事の2つ目はイメージ化することです。

テキストを読みながら、または授業などで話を聞きながら、どんどん自分なりにイメージを作りながら頭を働かせてみてください。

出てきた用語から勝手なストーリーを作って頭の中でイメージ化するだけです。

例えば、歴史の授業で出てきた人物を、知人に当てはめてみたり、過去の出来事や場所に結びつけてあげるのもオススメ。
こうやって想像を働かせるだけで、覚えやすくなってきます。

ここで、私が学生時代に実際受けた授業でのひとコマを再現してみると、

※【国語の授業】にて

先生💁:この漢字が誕生した頃の昔々な風景を想像しつつ聞いて欲しいんだけど、『鰯(イワシ)』という魚は、めちゃくちゃ弱っちい魚でね🐟️
釣ったそばから、どんどん弱るわけ。
昔なんて、車だとか、クーラーボックスも無いわけね。
そんで、家に着く頃には『イワシ腐っちゃってんのよ』
その位、弱っちい魚ってことで『弱』っていうのがくっついてんの。

みたいな事を先生が授業で言ってたんですよね。

それで、私はノートに一言メモるわけです。
『鰯』のところに、『いわし、弱し..』って。

たぶんね、それだけでOK👌
そんな先生の言葉を一言一句メモってたら時間足りないし、他の言葉を聞き逃す可能性あるから、自分が本当に重要だなって感じたワードとか、
話を聞いてイメージしたものをササッとメモするくらいで良いと思います。

そんな簡単な一言でもメモるの大事というか、
イメージを持ちながら頭に入れていくって方法が、やはり記憶に残りやすいなーと感じています。

そして、その先生が話した内容が正しいかどうかも、自分の解釈が正しいかどうかもはっきり言って、無視して大丈夫。
覚える事さえ出来れば👌って感じです。

だから、自分なりの覚えやすいイメージを持ってきちゃって良いんですよね。

ただ、何かの場面で知識として披露したい場合なんかには、ちゃんとした知識で定着させた方が良いんですけど、あんまりこだわらない方が、私としては色々な事を覚えるのには向いてるかなーと思ってます。

教師になる!とかで、教える立場として物事を吸収する場合なんかだと、きちんと正しい知識で頭に入れた方が良いんですけど、試験で点数を取る為とかだけであれば、割りと覚え方って自由というか、
自分のイメージしやすいものをくっつけてあげて、
こじつけで覚えるのはアリだなって思います。

【その3】自分をだます

『暗記』での1つのテクニックとしてご紹介したいのですが、『自分をだます』というのもオススメ

自分をだます=脳をだますって意味なのですが、

自分の好きな事とか、得意分野だったりは覚えやすいじゃないですか?
心から楽しいなーって感じるものだったり、強い感動を抱いた知識って記憶に残りやすい(忘れにくい)んですよね。

ただ、勉強とかって楽しいものだけじゃないわけですよね?
つまらないと感じてしまうものもあるでしょうし、それでも覚えなくてはいけないものがある。
そういった場合に使えるのがこの『自分をだます』というテクニック。

実際面白いと感じていなくても『ほー!おもしろーい!』って言ってみてください(笑)
これだけでも脳って錯覚を起こしてくれるらしいですよ☺️
『えぇ!そんなんだ!』とか、『へぇー!!💡』って驚いてみるだけでも、脳って面白いって錯覚してくれます。

なので、無反応でテキストを読んだり講義を聞くんじゃなくて、出来たら『へぇー!!おもしろい!』って言いながら勉強することをオススメします。

※周りに人がいる場合は『心の中で』どうぞ。

あとは、『いー!』って言うのもオススメ。

いー!っていうのは、広角を上げるって事なんですけど、
人って面白いから笑うんじゃなくて、笑うから面白いって感じるようにできてるんですよ。

それを使って、単純に広角を上げるってだけでも、脳が『楽しい!』って錯覚するので、『つまらないなー』とか『辛いなー』って感じる時でも、ぜひぜひ『いー!』ってしてみてください。

勝手に脳が勘違いして、物事が覚えやすくなってくれます。

広角を上げる事(笑顔)の効果に関してはこちらの記事でも書いていますので、
気になった方は覗いてみてください。

その他、『暗記』に関するあれこれは
こちらにもまとめています。

まとまりなく、長くなってしまいましたが
何かひとつでもヒントになることがあれば幸いです🌸

最後まで読んでいただきまして
ありがとうございます🌱

この記事が参加している募集

最後まで読んでくださりありがとうございます。いただいたサポートは今後の学びのために使わせていただきます🌸