地方から都内に引っ越し会社員。 既婚。 旅行と音楽と歴史と美術鑑賞が好きです。胸の内に…

地方から都内に引っ越し会社員。 既婚。 旅行と音楽と歴史と美術鑑賞が好きです。胸の内に燻るものが何であるか、模索しながら文章を書きます。 激しい音、激しい色、静かな音、静かな色、自然に心から湧き上がる感情が好きです。

最近の記事

必要惡

好きなバンドが、このご時世の中アルバムを出した。 オリコン1位を獲得した。 目出度い。 丁度制作時期にコロナウィルスの波が到来したのと、たまたまアルバムのモチーフがこの状況下の実態が少しリンクしていて、 時代を取り込んでいるかんじがとても好きだ。 本当にたまたまなんだけれど。 彼らはいつも時を逃していたんだけれど、 今回こそは惡を取り込んでパッケージしたのだと思う。 嬉しい、嬉しいなぁ。

    • それは果たして最適か疑うこと

      職場の同僚が私の代わりに打ち合わせに出た。 多分、代理で、自分はサブ担当だから。 上記は先に知らず、別な人たちと打ち合わせた。 それはそれでいいのだ、打ち合わせた方針を固めて、展開して、うちの班内では対応できるか、今度は班内で可能かどうか、彼が打ち合わせをセッティンぐすればいいのだ。 だが。 彼は打ち合わせの成り行きに従い、相槌をうち、ただただ、イエスマンとなって「ちょっと私一人では対応が厳しいので、持ち帰ります。」といって帰ってくるのか正解だったのに、「方針を決め

      • 共鳴

        心地よい音。 鼓動、リズム、低音。 低音、低音、低音。 地を這い、潜り込む手前を一定の周波で、リズムを刻む音。 時折高らかに空を突き抜けるロケットのようなロングトーン。 或いは、幾つもの星が流星となって夜空に降り注ぐかのような、さざれ石のような音。 銃弾のように空気を撃ち抜き、 時には音の刃で空気を刻む。 呼吸と鼓動と、唯一の声が胸に響く。 出会えて良かった。

        • プロフィール

          霧島 葵(きりしま あおい) 地方のしがない会社員(既婚) スタンディングライブにいくことがすき。 音楽は激しいのがすき。 史跡巡りがすき。 歴史の本を読むのもすき。 写真は風景写真がすき。 美術館で絵を見るのもすき。 文章を書くのもすき。 激しい音、激しい色、 自然に溢れてくる感情がすき。 最近は引っ越しの予定があるので、欲しい家具をネットで見て想像に耽るのがすき。

        必要惡

          指先

          大切なあの人が病に罹ったとして。 傍にいたいのに、遠くから生命の火が小さくなっていくのを ただ、ただ、見ているしかなくて。 そんな夢を見て。 夢でよかった、そんな日常がこないでくれと ただ、ただ、泣きながら 祈るばかりなのです。

          例えば私も、一個の生物として。

          毎日空を見上げ、出勤し、バスからみえる、流れる風景の中の青空を見る。 そして、「ああ、西の空が黒いし頭痛がするし、雨が降るなあ」とか、「今日は雲一つないな、すがすがしいなと、気持ちが会社モードに切り替わる。 そんな気持ちを大切にしていきたい。

          例えば私も、一個の生物として。