お笑いの力
先週1週間はお笑いを浴びた1週間だった。
お笑いライブに行って、ドラフトコントを見て、学祭のライブに行った。
どれもお腹が痛くなるほど笑った。
私はお笑いが好きだ。
私にとって現実社会は息が詰まることが多い。
しかし、お笑いを見ている時だけは何もかも忘れて、笑うことに没頭してしまう。
最近は「生」のお笑いの良さもわかってきた。
劇場で体感するお笑いはとても素晴らしいものだ。
観客と芸人が一緒に「笑い」の空間を作り上げている。
アドリブも入れ放題、観客もいじり放題だ。
その場で「笑い」が作られていく。
その一瞬一瞬に立ち会えることはとても素晴らしい。
「笑い」の力もそうだが、私は芸人さんの人柄そのものに惚れてしまっている。
目の前にいる人を笑わせることに命をかけている姿は純粋にかっこいい。
きっと下積み時代辛いことがあったのだろう。
ネタ作りで苦しんだりもするのだろう。
スベったときは落ち込むのだろう。
しかし、舞台に立ったその瞬間…
彼らは無敵である。
その裏にある辛さや苦しさを決して私たち観客には見せない。
ただ「笑う」ことに没頭させてくれる。
辛い現実世界から「笑いの世界」に引き込んでくれる。
私は何度彼らに助けられたのだろう。
辛い何かから解放される為に必要なのは、結局「笑い」なのかもしれない。
「お笑い」という文化がある日本に生まれてよかった。
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