我慢

我慢することは心を壊すことでしょうか?

私にとって我慢することは自分自身を守ることです。

幼い頃から今まで周りから、自分の思ってることははっきり言いなさい、辛かったらなんでも話した方がいいよ聞くからさ、など自分の思っていることは主張すべきと言われてきました。自分の意見を言わずにいたら、はっきり言ってくれないとわからないじゃないだの、そんなに我慢する必要ないのにだの、疎ましく思われていました。

たしかに自分の意見を主張することは大切で、この社会を生き抜くには必要不可欠なことです。それは痛いほどわかっているし、できるなら私も主張していきたいです。でも、自己主張できない人もいるということをわかってほしいのです。

私は自分の悩みや愚痴を他人に話すことが苦手です。親しい友人や家族にも言えません。愚痴や悩みを聞くと少なからずストレスがかかると思うのです。他人に私ごときでストレスを感じて欲しくないし、私の悩み相談で時間を無駄にして欲しくないのです。

悩みも含めて自分の意見を主張しようと思った際、私にはストッパーのようなものがかかります。このことを相手に言うことによって相手はどう感じるだろう?嫌な気分にさせてしまうかもしれない。自分の意見を言ったら怪訝そうな顔をされるかもしれない。その顔を見たら逆に私も傷つく。そういうことを考えるだけで疲れるのです。だから、言わない。主張しない。みんなが幸せなら、私だけが我慢して済むことなら、それで良い。そっちの方が私も幸せ。私の意見を聞くことで相手の気分を損ねないように、私も相手の気分を損ねた顔を見ることで傷つかないように、我慢しよう。だから今日も自己主張せず平和に1日が過ぎますようにと願うばかりです。

本当は話したいこと、聞いてほしいこと、たくさんあります。でも言えないので、しばらくはこのnoteが私の心の吐き出し口になりそうです。

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