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中学生時代

 小学生時代を経て、一つ大人へ近づいた私ですが、学力は皆無でした。結局小学生の頃に勉強をしなかった癖が、人の話を聞かなかった癖が、中学生時代の最初に影響を及ぼします。

 中学1年生になると、お迎えテストという謎のテストを受験させられます。ここで私は出鼻を挫かれます。小学生のテストはぶっちゃけ誰でも100点取れるような簡単なテストでした。なので勉強しなくてもテストで点数は取れると思っていました。しかし、この中学生のテストで自分の謎の自信は砕かれました。

 私が通っていた中学生は自転車登校が大多数だったのですが、ヘルメット着用が義務でした。当時人の話を聞いていなかった私は、友達と一緒にヘルメットを着用せずに自転車に乗って登校しました。朝7時半、道路は通勤の車でびゅんびゅん通ります。学校について、朝のHRの前に、担任の先生(後に恩師となる野球部監督のE先生)に呼び出しされました。内容は朝ヘルメットを着用しないで登校した件についてでした。野球部に入部希望していたこともあり、E先生に顔が割れていた私は、こっぴどくE先生に怒られました。正直その時はとっっっっってもビビりました。この先生を怒らせてはいけない、そう直感で思いました。怒らせないためにはとにかく人の話を聞かなきゃいけない、挨拶をする、提出物も期限までに出す、人として当たり前のことをできなきゃいけないと思い、自分を無理矢理更生しました。

 最初は恐怖心からだったものの、中学2年、3年となっていくうちに、E先生の言っていたことは最もなことだったなと実感していくようになります。間違いなく中学生時代、E先生に出会ったおかげで、人間としての基盤が完成しました。今となってはお互い忙しく、なかなか会うことはできませんが、次にあったら胸を張って会えるように、自分に嘘をつかず生きていきたいなと思っています。

 みなさんも人生でお世話になった人、自分の価値観に大きく影響を与えてくれた人、いると思います。そういった方々に今自分が胸を張って会うことができるのか。私はたまにそういうことを考えます。毎日考えると疲れてしまいますが、ふと考えると気持ちが引き締まっていいかもしれません。

 3年生になり、私は野球部で主将を務めました。小学生の頃のノリとは違って自らやりたいと思いやらせてもらいました。理由はもっとE先生の物事の考え方、捉え方を近くで学びたかったからです。そのおかげもあり、人一倍人のことを考えて動けるようになりました。それに、E先生から夢や目標を教わりました。私もいつかE先生のように、子どもたちが自分の未来を前向きに考えて生きてもらえるように、生きていきたいなと思います。

 今回で私の思い出話はおしまいです。今後は私が普段考えていること、ふと思ったことなどをつぶやいていきたいと思います。また、今後は別の場所でも活動していこうと思っています。Twitterアカウントもありますので、気軽に覗いてみてください。

 では、また別の記事も読んでいただければと思います。ここまで読んでくれてありがとうございました。今後もよろしくおねがいします。

 

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