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【poem】真昼の月

ボクは真昼に見える月が好きだ。
消えそうなのに そこにいる。
凛とした芯のある姿をキミに重ねてしまう。
手を伸ばしても届かない。
ボクの想いも届かない。
もう、キミはいないから。
だから、ボクは真昼の月を探してしまう。
今でもキミを愛してる。
もう、キミはボクのいる世界にはいないのに。
キミを求めるように
ボクは真昼の月を探し、
見つけては愛しく思う。

aoi_tsuki

【作者コメント】
私自身、月が大好きなんです。
特に昼間に見える月を見ると幸せな気持ちになります。
あと、子どもの頃から月を見るたびに「あそこに帰りたい」って思ってしまうのも月が大好きな理由なんです。(←かなりヤバい人に思われるかもしれませんが(笑))
それで、どうしても「月」を題材にした作品を作りたくて、今回の作品になりました。
今回の「真昼の月」は病気で亡くなった母が美人で凛として芯のある人でとても優しい人だったのと、病気で亡くなるという命の儚さをイメージしました。
ただ、出来上がった作品を読むと、昔流行ったドラマと映画になった「世界の中心で愛を叫ぶ」(通称:せかちゅう)の男の子の心情に近いのかなと思う今日この頃です。
今までの作風とはガラッとイメージを変えた純愛系の作品になりました。

*今回は、お仕事系のネタから離れてみました。

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