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#3 大学院留学っていくらかかるんだ

身の回りの人に聞かれる質問ダントツNo.1。
いつも「ざっくり500万くらい…?」と答えてましたが、ちゃんと思い出してみた。
結論から行きます。私の場合。

英語準備 約50万円
手続き代行 約30万円
保険 約19万円
航空券 往復約18万円(片道ずつ買った合計)
学費 £14,800
住居費 £7,800(確か…)
生活費 £6,000(ざっくりと)

私が滞在していたころのポンドは127~150円くらいで結構変わるので、イギリスでかかった分はポンドのままにします。
私はGraduate Diplomaも取っていて計2年イギリスにいたので、本当はこれに加えて1年目(Graduate Diploma)分の費用もある。ここを説明するには「Graduate Diplomaとは」から説明する必要があるので、それはまたの機会に。今回は渡英前と大学院時代にかかった費用だけピックアップ。

以下詳細。


英語準備

仕事をしながら自力でIELTS(イギリス留学に必要な試験)をクリアするのはムリ、と思ってSIUKさんに通っていた。シフト勤務だったので個人レッスン。2年間通っていたのでそこそこの金額になってしまったけど、特にWritingの力がついたので行ってよかった。


手続き代行

渡英する直前まで仕事をしていたので手間をお金で減らす。ズボラが災いして安いところなどを全然調べなかったのは反省点。


保険

1年目によく調べないまま(またか)留学用のパッケージになっているものか何かに入っていたけど、それは40万くらいしたような…。2年目入る前に「自分で選んで組み合わせた保険作れるよ」と紹介してもらってかなり費用抑えられた。ちゃんと調べないとダメですね…。


航空券

私の留学先は9月下旬に始まって8月末が修論の締め切り。とはいえ修論はオンライン提出できる。7月くらいに早々と帰って母国で書き上げたり、修論提出後にどこか周遊して帰ったり、はたまた様々な理由で修論の締め切りを延長するドラマがあったりするので、往復よりも片道ずつ買う方が選択肢を広げやすいと私は思っている。


学費

このnote書くにあたって2校くらい確認しに行ったら、今は£17000前後に値上がりしていた。学部によっても違うと思うので、しっかり希望先のサイトで調べて頂きたい。
余談だが、私たちの年度はイギリス全土の大学でストが起こって数週間開かれなかった講義があったし、その分の返金もなかった。日本ではあまり想像のつかないリスクかもしれない。


住居費

「家は絶対に大学内にある専用バスルーム付き(ensuite)の院生専用寮がいい」と拘ったのでこの金額。拘らなければもっと安くなる。拘った理由はというと。
【大学内】通学に時間がかかるのがいや。深夜2時まで図書館いたりするのがざらだった。バイト先も徒歩数分。
【専用バスルーム付き】1年目に、共用キッチンで「共用」の恐ろしさを知る。国を超えて衛生観念が違う人が集まるので、必然というべきか…。自分の快適さを最優先。空き状況を確認せず好きな時間に入れる。
【院生専用】学部生の子たちのはっちゃけぶりをかねがね聞いていたので。お酒や交流が好きな人は一緒だと楽しいかもしれない。でも自室でのレポート作成はあきらめた方がいいかもしれない。


生活費

1年目から使っていたキャッシュパスポートの残高(£3,054)と総バイト代(約£3,150)から推定。昼食以外は自炊、お酒もほぼ飲まないので外食してお酒飲む人はもっとかかるかな。昼食も学内スーパーで値下げされたサンドイッチとかが多かったな…。特にイベントがなければ、月に使ったのは£300くらいかと。
ただ、旅費が含まれている。勉強会のために月1くらいで格安バス使ってロンドン行ったり、休み期間にヨーロッパを回ったり。旅費の2~3割くらいは日本のクレジットカード使っているので全部ではないけれど。
1年目の後半からしていた学内アルバイトが、本当に本当に待遇よくて助けられた。この話も追々。



全くもって安くないし、この先しばらくはこのとき借りたお金の返済のために働くことになるけれど、行ってよかったし自分が納得できる環境にお金を払ってよかったと思っている。

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