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「推しは推せるときに推せ」

noteが「好きなことについて書いたらどうですか?」と提案してくれたので、本当にただただ好きなことを書いてみたい。

私はハロプロが好きだ。一番はモーニング娘。’20。20年の歴史がありながら、常に「今」が最高を更新し続けているグループ!かわいくてかっこいい美少女戦士たち。

基本的に、アイドルを好きになりがちな人間みたいだ。さかのぼれば小学生の頃も、友人の影響で(日本国民が知っている時代の)モーニング娘。にハマっていた。はじめて買ったCDもモーニング娘。だったし。

大学時代には、AKB48にハマった。現場までは行かないけれど、ブログをみて動画を追っていた。いわゆる全盛期。AKBだとあっちゃんの朝ごはんブログを楽しみにしていたし、SKEの向田茉夏ちゃんのポンコツで省エネっぽいのについ目で追ってしまうかわいさがすごく好きだった。

社会人になってから、YouTubeのオススメに、モーニング娘。のオーディション動画が出てきた。小田さくらちゃん(小田ちゃん)が最終審査で、「Be Alive」を歌う動画。直感的に、観たらヤバイ気がして(沼にはまってしまうという意味で)ずっと避けていたのに、何度もオススメにあがってくる。観念してその動画を観てみると、そこにはのびのびと楽しそうに歌う小田ちゃんが居た。衝撃だった。「歌が好き!」「モーニング娘。が好き!」というのがストレートに伝わってきて、他の動画も観なければ!という使命感にかられた。

次にオススメにあがってきたのが、モーニング娘。'14が歌う「Be Alive」。道重さゆみちゃん(さゆ)の卒業コンサート。ハプニングがあって、さゆは泣きながら曲が始まるのだけれど、涙を振り払って歌い、歌詞の力強さと後輩達の頼もしさにぐっと後押しされ、最後には笑顔になる。そんなエピソードをコメント欄で知って、ドラマ性にまた心を打たれてしまった。

さらに、その動画でぐっと目をひかれたのが、鞘師里保ちゃん(りほりほ)だった。ステージが湿っぽい中、りほりほはAメロを何か使命感に溢れる表情で歌い、サビでは晴れた青空のような笑顔でパフォーマンスしてくれたのだ。この状況で、こんな笑顔が出来るのか、と頭を殴られたような衝撃を受けた。その覚悟の強さに。この瞬間、りほりほに恋をし、推そうと決めた。いつかコンサートに行って、生でりほりほのパフォーマンスを観たい、と思っていた。

それなのに。会社の全体会議中、ちょっと飽きて何の気なしにYahoo!ニュースを開いたら、そこに「鞘師里保 卒業」の文字が。なんてことだ!まだ生のりほりほをみていないのに!そこから会議などそっちのけで、何とかしてコンサートに行けないかと、チケットを探し漁った。だが、当時社畜過ぎた私には、スケジュールが合う日にちがひとつもなかった。結局、りほりほには会えぬまま、りほりほは卒業してしまった。

「推しは推せるときに推せ」

なんという真理。いつまでも、いると思うな、親と推し、ってやつだ。

好きなものには、好きと伝える。会いに行く。応援は、行動で示す。

りほりほの苦い卒業以降、人生の指針になっている。

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