20220728 月刊、書くことがないときに僕の書くこと

ほぼ月更新になりつつある……。

住んでいるマンションで自治会のお祭りがあったようで、アウトローな人間であるから自治会など参加してはいないのだが、お誘いのビラが入っていて、「祭」というからにはこのマンションのどこかに神か祖霊か祭られているのかと想像したりもしたが、そんなことはあるまい。自治、すなわち統治と祭りにはやはり切っても切れないものがあるのか、などとも考えたが、そんなこともあるまい。結局忘れていて、その日は部屋に引きこもっていたのだが、行かなかった。何はともあれ、マンションの自治会のお祭りのビラくらいにしか頭を動かされない昨今。まったく、小さかろうとハレの日の必要性を解している自治会は立派なものだ。

津村記久子『君は永遠にそいつらより若い』を読み始めた。遠くなりにけり、我が学生時代だが、確かに酒を飲んでは下ネタばかり口にしていたなぁと、小説を読み思い出すなどした。ひたすら酒を飲む、というのも、下ネタばかり口にする、というのも、とにかく責任めいたものを背負っていなかったあの頃だからこそできたことで、何というか、あんな経験でさえ「昔はよかった」などと述懐することになるのかと、あきれるばかりである。

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