20231228 月一で死を想う/文学方面は研究しないに限る

昨日は通院。結構前から、月に一度は通院をして薬をもらって服用しなければ数日かそこらで死ぬ体であり、長生きもないだろうとも思っていて、通院する度にそのようにして、死を想う。こんな頻度で死を想っていては、そろそろストイシズムに目覚めてもおかしくないのではないかと思ったのだが、古代ローマ時代であれば私は既に死んでいただろうし、古代ローマ程理不尽に死がふりかかるわけでもなく、まだまだだろう。


茨木のり子を読んでいて、昭和天皇が戦争責任を問われて「文学方面はあまり研究していないのでお答えできかねます」と答えたという話をついに知ったのだが、味わい深い。まったく文学方面の研究はしないに越したことはない。「四海波静」という詩だが、この詩に限らず、右だとか左だとかではなく、既にあった/続いている/この先にある戦争を拒絶できた時代よ。そういえば先日願い事を書く機会があり、色々と考えた結果、世界平和と書いてしまった。

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