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カナダで感じる微笑ましい日常

2018年4月にカナダにやって来て、早7年目を迎えている。
超ぶっちゃけたことを言うと、カナダは「大好き!」でも何でもない 笑
むしろムカつくことの方がいっぱいあるかもしれない。

でもなんか、日々のちょーっとした出来事にほっこりさせられるのは、カナダに来てからの方が多いかも。

今日はこれまで経験した「ほっこり」を書いてみた。


1, 仲良しシニアグループ

例えば仕事中。
休憩時間帯が人によって異なるのだが、とある50~60代のシニア(お年寄りではなく、英語では「先輩」「年上の人」の意味)グループの人たちは、何がなんでも休憩を一緒に取りたがる。

「私あと10分で行けるけど、そっちはどう?」

「〇時にコーヒーって言ったのにあいつどこ行った?」

「昨日バナナブレッド焼いたから、コーヒーと一緒にみんなで食べよう!」

など、休憩前のワイワイ感が可愛い。笑

その場にいない人を休憩のためにわざわざ店内放送で呼び出すこともしょっちゅう。笑

毎日毎日一緒でよく飽きんよなー?と不思議に思うけど、みんなで楽しそうに連れ立って行くのを見るたび微笑ましくなる。


2, いい大人が脅かし合い

物陰に隠れて、あるいは背後から近づいて「わっ!!」とやるやつ。
これも仕事中、至るところでほぼ毎日見る。


面白いのが、先ほどのシニアグループのような「いい大人」が真剣にやっていること。笑

最初の頃は「何が面白いんやろう…笑」と冷めた目で見ていたけど、1回やってみたらこれがなかなかハマる。

と言っても、私は脅かしやすいことで知られてしまっており、シニアからも若い子たちからも、しょっちゅうターゲットにされるので悔しい。。。笑

「今度こそいける…!」と確信して脅かす側をやろうとするんやけど、未だかつて成功した試しがない。泣

特に、シニアグループの1人・おっちゃんB にはあらゆる手段で脅かされており、悔しさを通り越して、もうその手順のスムーズさに あっぱれ と言いたくなってしまう。

いつかおっちゃんを飛び上がらせるのが私の今の目標だ。


3, 子どもへの無償の愛

カナダの人は基本優しい。
家族を大切にする文化もあってか、特に子どもへの対応がめちゃくちゃ温かい。

2年ぐらい前かな?
道を渡ろうとしているお父さんと5歳ぐらいの男の子がいて、走って来た車が両側とも止まってくれた。

その子は道を渡る時、両サイドのドライバーに、親指を立てる「グー!」のポーズをしながら歩き出した。「ありがとう」の意味を込めて。

これだけでも十分微笑ましいのだが、私が感動したのはこの後。

両サイドのドライバー達も男の子に向かって「グー!」をしている!
しかも渡り終えるまでずっと。


いやー、これはめちゃくちゃ心が温まった。

これこれ、これよ!これがカナダよ!と思ったな。

その時私は仕事の休憩中やったんやけど、帰って即同僚にこのほっこりを報告した。
その同僚も「oh… 」って、じーんとしてたな〜



なんか、いいよなー。
心にゆとりがあって、毎日をしっかり楽しんでるのって。
イライラとか不安とか、心がクサクサすることも多いけど、そんな風に感じてしまう時の中にも、ちょっとした幸せが隠れてるはず。


そういう「ちょっとした幸せ」を感じやすいのが、カナダで暮らす魅力かな。

(日本と比べて便利さに対する期待値が低いので、幸せのハードルが下がっているせいでもある 笑)


ほっこりさせてくれて、ありがとう。
小さな幸せに感謝の気持ちを持ち続けたい。





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