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「契約終了」を決めたきっかけ

・現在「税金に関する記事」を提供するWebライターチームを運営中。
・ライターさん7人、ファクトチェック担当の税理士さん3人、その他のチェッカーさん2人、Webプログラマーさん1人、その他のもろもろの作業を手伝ってくれる方2人で構成されています。
・現在、チームが発足して10ヶ月目です。
・チームのポートフォリオはこちら

オンラインでの仕事は、相手の状況が見えないだけに「信頼」がとにかく大切だと思っています。

私にとって信頼というのは「約束を守ること」。

クオリティの高いアウトプットも信頼に繋がるんですけど、でも、それは日々の小さな約束を守った上で(基本的な信頼が構築されたうえで)はじめて「上乗せ評価」されるだけなんですよね。


私が求めているのは「安定感」なんです。安定感を感じられる人は、信頼できます。

チームにおける安定感とは、たとえばこんなこと。

・いつも納期に間に合わせてくれる

・いつも一定のクオリティのものを納品してくれる(品質の振れ幅が小さい)

・いつも必ず返信をくれる

こういう「約束」をいつもきっちり守ってくれる人は安定感があるな〜と感じるし、心から信頼できます。

こういった相手とお仕事をすると、予測ができるから仕事がスムーズにまわるんです。この「予測ができる」ってことが、チームの仕事ではすごく大切で。

予測できないと逐一確認が必要になるから、業務負荷が激増するんですよね。


私が契約終了を考えるのは「締め切りにルーズ」だと感じた時です。

ここ1〜2ヶ月で一緒にお仕事をさせていただいた2人のライターさん(トライアル中)は「構成」と「初稿」それぞれで納期に間に合わず、遅延連絡も当日だったので調整にとても苦労して・・・。

もうこの時点で、どんなに記事の品質が高くても継続はしないと決めていました。

実際、納品していただいた記事のクオリティは高かったのですが「今後も納期の調整に翻弄されることになるんだろうな・・・」と思うと、とても継続したいとは思えなくて。


締切にルーズな方と仕事をする場合、どうしても「管理」する必要がでてきます。

たとえば、相手がライターさんであれば、

・納期のリマインドを入れる(構成・初稿・修正それぞれの段階で)

・完成していなくても原稿を共有してもらう(進捗を把握するため)

・納期をかなり早めに設定する

などです。

私自身がライターなのでよくわかるのですが、こういった管理下で仕事をするのはとても苦痛なんですよね。

見張られている気がするし、なにより相手から「信頼されていない感」が伝わってくるのでとても辛い・・。

納期を早めに設定することで、本来の納期よりも短くなるので、スケジュールもタイトになる・・・。

この状況は、ディレクター側にとっても精神的・時間的なコストが大きくなります。

リマインドの連絡を入れるのはとても大変ですし「ちゃんと納品されるかな」とドキドキするのはしんどいものです。

万一納品されない時のことを考えて、他のライターさんに巻き取り(執筆を引き継ぐこと)が可能かどうかを確認をしたり、ファクトチェック担当の方に遅延連絡するなどの業務も発生します。

さらに、こういった業務はなにかプラスになるわけではなく、マイナスの補填でしかないので徒労感がすごい・・・。

本来は営業など「前向きな仕事」に充てたいと考えていた時間をこういった業務に割くことになるので、チーム全体にとってもマイナスです。

そんなわけで、ライターさんにとってもディレクターにとっても、さらにはチーム全体にとっても負の影響が大きいんですね。


・・・と思ったのですが、一つだけいいことがありました。

今回、納期の調整で四苦八苦していたときに、ライターNさんと税理士のTさんがものすごく協力してくださったんです。

お二人とも、超短納期でタスクを引き受けてくれて、進捗連絡もまめにくださいました😭

この件がきっかけで、今まで以上に信頼できるようになったというか、私の中で「仲間感」が芽生えてきています。

もちろん、今までも仲間だったし信頼もしていたんですけど、こういう困った状況を一緒に乗り越えると、一層「これからも一緒に仕事をしていきたい」という気持ちが強くなりますね。

そんなわけで、チームの方たちと信頼を深められたので、結果的に良い出来事でした!

週に1回は何らかの事件が起こりますが(笑)、こうやってチームに支えられて何とか乗り越えることができています。


全然関係のない話なのですが、昨日、足の指を骨折しました。

「椅子にぶつける」という、とても格好悪い理由です。笑

母親に報告したら「痛そう〜」といいつつ、「そんな中悪いんだけど、(父の事業の)会計入力よろしくね!」とさらっと言われて、ちょっと笑いました。(全然心配してない・・・笑)

逆に子供たちは大騒ぎで、上の子(6歳)は「あ〜たん(お母さん)は足の指が痛いから、踏んじゃダメよ」と何度も下の子(3歳)に言い聞かせてくれていました(優しい〜😭)

いろんな反応があって、面白いな〜と思います。

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