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答えのないものを探していく「手探り感」が楽しい

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「新 13歳のハローワーク」を読んでいたら、向いている仕事についてこんな記述がありました。

小説を書くのは好きではないと前に述べました。確かに好きではないのですが、自分に「向いている」仕事なので、書いていても苦痛を感じることはないし、集中できて、能力を100%使うので、他のことはまったくどうでもよくなるのです。

(中略)

「向いている職業」とはそういうものです。仕事や作業に集中できるのです。そして、一つの作品が完成し、その作品に力があって、多くの人を興奮させ喜びを与えることができて、さらに運も味方してくれれば、お金や地位や名声があとからついてくる、そういうことです。

新 13歳のハローワーク 改行・太字は筆者加筆

自分に向いている仕事は何か。

これは私にとって永遠のテーマであり、関心がある方も多いと思います。

「新 13歳のハローワーク」のなかで、村上龍さんは、その仕事が好きでなくても「集中できて、能力を100%使うので、他のことはまったくどうでもよくなる」ような仕事であれば「向いている」と書いており、なるほどな〜と。

私の場合、商談や取材をしている時に、集中できて能力を100%使っている気がします。

特に取材では、他のことはまったくどうでもよくなるというか、視界が狭まって目の前の相手しか見えなくなり、相手の声以外の音も全く聞こえなくなるんです。

一方で、編集者の仕事はどうかというと、能力を100%使っている感覚にはなりません。

むしろ、好きなこと(人とのコミュニケーション)を編集の仕事に取り込んで、そっち側に寄せながら楽しんでいる感じです。

編集とコミュニケーションについては、こちらで書いています。

それでも、能力を100%使ったり、他のことはまったくどうでもよくなったりすることはないんです。

多分、コミュニケーションが足りてないんですよね。

もっと、あれこれ議論しながら一つの記事をブラッシュアップしていく過程があれば、いまよりずっと楽しめる気がします!

そのためには、1記事の単価を大幅に上げて、議論するためのリソース(時間など)を割けるほどの状態にしなきゃいけないので、そのためにも単価アップは必須だな〜と。


このほかにも、ライターや編集者の仕事で、集中できて能力を100%使い、他のことはまったくどうでもよくなる局面があるんです。

それは、新しいことに挑戦している時。

いま、税金の記事に「物語」を取り込もうとしています。税金で悩んでいる主人公の問題を、記事を通して解決していくストーリーです。

人を惹きつける物語にするために「ストーリーライティング」について学んだり、AI(ChatGPT)にどうやって指示するかを試行錯誤するのが楽しくて、あっという間に1日が終わってしまいます。

こういう仕事が、多分向いているんですよね。

手当たり次第、知識や経験を積んでいって、答えのないものを探していく手探り感が好きなんです。


ライターや編集者の仕事って応用が効くので、いかようにもアレンジできます。

私の場合は、ライティングの仕事に「コミュニケーション」と「答えのないものを探していく手探り感」を取り入れることで、この先もずっと楽しんで仕事ができそうです☺️




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