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大手に新卒入社後、10ヶ月でキャリアを見直した理由

なんと2年ぶりのnote投稿、、!

前のアカウントにログインできなくなったため、新しく作り直しました。
ちゃんと文章を書くのはかなり久々で、整った文章を書くのは元からあまり得意ではないのですが、自分の考えとそれに伴う行動を記録するためにnoteを再開することにしました!

掲題の通り、私は大学を卒業後、いわゆる「大手」と呼ばれる会社に総合職で入社しました。
そしてそこから10ヶ月後、デザイナーという新しいキャリアを切り開くべく奮闘しています。

なぜデザイナーなのかという話は、長くなりそうなのでまた別の記事に書くとして、ここではもっと大きく「キャリアそのもの」への価値観の転換のようなことを書きたいと思います。

目次
1.先を見通せない時代に、周囲に期待なんてできない
2.「将来何になりたい?」に答えられなかった
3.会社は所詮「箱」

1.先を見通せない時代に、周囲に期待なんてできない

私は中学生のときに3.11を経験し、就活期にコロナの世界的蔓延、国内外で起こる理解し難いような人為的な事件。
歴史的な出来事が次々に起こる時代に生きていて、「将来の計画」さえナンセンスかと思ってしまうくらい、今は本当に先の見えない時代だと感じます。

それを仕事という側面で考えたとき、
会社に所属して他人による評価と昇進を期待して、キャリアを築き上げていくことが、本当に私にとって最適解なのかと疑問を持つようになりました。

その会社や業界が伸び悩んだら?
一時的なブランクができて転職市場での価値が下がったら?
会社の意向と自分の望みが合わなかったら?
社内での人間関係にトラブルがあったら?etc、、、

タラレバを挙げても仕方ないのですが、要は「キャリアの軸足を一つにしていること」「その軸が自分ではコントロールが難しいもの」ということへの不安が、ここ1,2年の社会変動を前に強くなりました。


2.「将来何になりたい?」に答えられなかった

特に日本の学校に多いのかもしれないですが、子供の頃からよく聞かれる「将来何になりたい?」の質問が本当に苦手でした。

高校受験とか大学受験程度の1つ先の目標は見えても、将来何になりたいかなんて、、、しかもそれが「職業1つ」で答えなければいけない聞き方が、1つの道を決めるものと教えられてるようでとても窮屈でした。

私は昔から多動で飽き性で、一度興味を持ったものには手を出したがったし、同時進行で色々なことに取り組んでいる生活が好きでした。
活動ごとに違う自分がいて、それは演じてるとかではなく、自分の様々な感情や能力を各々適切な場所で発散できていたというか。

例えば、ある場所ではチームの一員としてタスクをこなして達成感を得ながら、別の場所では思いきり自分を表現する創作活動をしたり。人をサポートして貢献欲が満たされる一方で、自分がリーダーとなって活動を立ち上げたり。

そういう、分野や役割の垣根を超えて、色々な場所を渡り歩くような生活が好きだったし、そんな人生になったらいいなと漠然と思っていました。

私が新卒で入社した会社は、大変なことも多いけど働きやすくて、ここにいれば生活に困ることはないんだろうなと思います。
ただ、この場所だけで(または転職しても会社という場だけで)自分のキャリアを作るかと言われたら、やっぱり物足りません。仮に転職をしたとしても、会社を変えれば解決する問題なんてたかが知れていて、結局どの会社に所属しても、打開策が自分の中にしかないのであれば自分が動くしかない。
「○○になりたい」と一言で答えられない私は、「会社員」という在り方1つだけでは満足できないのだと気づきました。


3.会社は所詮「箱」

日本の就活では職よりも「社」へのエンゲージメントを求められることが多いし、そういう動機を見せないと選ばれない構造がまだ根強いと感じます。なので当時は、私も興味ある会社について深く調べ、就活を通じて本当に大好きになった会社も沢山あります。
ただ、それって「自分は雇用主のもとで従業員として働く」という労働手段しか前提になくて、その前提が無意識に形成されていたことに気づきました。

そもそも、何の仕事をするか分からないまま所属する会社を選ぶって、すごく特殊な決断だと思います。今は当然のようになってるけど。
それでいざ入社したら望まない仕事や望まない転勤があって、入社を後悔したり文句を言ったり。。。(幸い私の場合は仕事も勤務地も決まっていました)

とは言え、社会人未経験の学生たちが自分の希望を通そうってのも無茶な話で、まずはどこかしらの会社に所属して、仕事を教わりながら自分の好みや適性を見極めていくというのは、理にかなってるのかなと思います。

一方で、会社次第で自分の生活水準や精神状態が左右されたり、会社とは関係ない自分都合での融通が利きづらいときに、会社以外のキャリアの軸があるかないかは、経済的にも精神的にも大きな支えになる思います。

会社員であることのメリットや得られる恩恵は言うまでもないですし、他の働き方と比較してどうこうとか話すつもりもありません。会社という一つの場所で確実に成果をあげて、自己実現するキャリアも尊いと思います。

あくまで私が、会社員としての仕事を始めてみて感じたのは
「会社」という箱を用意してもらう前提でしか働けない自分でいたくない、ということです。分かりやすく言えば、自分さえいれば仕事ができる状態を作っておきたい。

誰かにキャリアについて聞かれたら、
今のビジョンは○○で、今は(たまたま)A社でB職をしながら、個人ではCの事業をやってる
くらい、多様で柔軟なキャリアになるのが理想です。


まとめ

以上が、私がキャリアを大きく見直した理由です。
まだ考えが整理しきれておらず、上手くまとまっていないような気もしますが、、、万が一最後まで読んでくださった方がいたとしたら泣いて喜びます。

今はもう「これがキャリアの成功」なんてものはないし、もはや「成功」という言葉さえ、何を指すのかもわかりません。
だからこそ、自分にとって本当にwell-beingなキャリア形成を模索し続ける必要があるし、「今はこれがあるから」と躊躇せず、いくつもの道を同時に試してみていいと思います。

私もちょうどいま、新しいキャリアの軸の確立を目指して頑張っているところです!
その様子はnoteでも引き続き記録していきたいと思いますので、また読んでいいただけたら嬉しいです😊



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