セレンディピティ
思いがけず、こころ踊るもの、こと、人に出会ってしまう
嬉しいサプライズ、発見。幸福を掴むことを意味しますが、
私はこのセレンディピティが好き。
そのセレンディピティが起きたのです♫。
最初は満開の桜並木を見つけ、広がる公園にこころ奪われ近づいていくと
巨大な噴水が目の前に!
そして突然、噴水シーソーのダイナミックな動きと水しぶきのショーがスタートし始めたのです。
予測出来ない動きのシーソーの先からは滝のように流れ
激しくあがる水しぶき。
いつまでも眺めていられるおもしろさに興奮し、こころ踊り出す自分。
じつはこの巨大シーソー噴水を見に来たわけではなく、満開の桜並木を見に来たわけでもない。
実は町田市立国際版画美術館に来たんです。
なぜセレンディピティは起こったのかな?
前からチェックしていた美術館。
版画がなんだか面白そう。
自然の中の美術館が大好き。
ここの美術館は公園内にある美術館でいいかも!という直感が働いていました。
いつも私は、自然と美術館がセットになっている素敵なところをたくさん見つけたい!とアンテナを張っています。
見つけたい、求めるもの がはっきりしているからかな。
そして
アンテナに引っかかった町田市立国際版画美術館に行ってみたいと行動したからこそ、自然の中でのアート作品でもある噴水シーソーと出会えたんだな、と思うのです。
おかげで町田市立国際版画美術館に行って良かった!がさらに何倍にも良かった!になりました。私のお気に入りアートプレイスに決定です。
旅も飛行機と宿を取ったら、あとは偶然の出会いを楽しむ旅が断然すき。
知らない街の素敵な雰囲気のストリートを見つけると、その先の曲がり角の先には何があるのか、ワクワクします。
たとえ、そこで期待したものに出会えなかったとしても、少しのがっかりはあるけれど、次に期待する自分はしっかりあるのです。
なぜなら、偶然の出会いの経験があるから。
そこには環境が違うから緊張して、直感も働くのかもしれません。
見つける力。
気づく力。
セレンディピティに必要なことって。
セレンディピティは好奇心の先にあるもの。待っていてもこないかも。
「なんかないかなー?」「この辺りになんかあるかもなー」と子供が森の中を探検するかのように、木の棒を使ってあれこれ覗いて突っついて、どんどん進んでいく行動力なイメージ。
自分の興味あること、好きなこと、気になること、知りたいこと、学びたいこと、を知っていることも大切。
常にアンテナを張って、その興味のアンテナに触れたものに対してアクションを起こす。そしてその場を体感すること、経験することがセレンディピティが起こるようになる方法のひとつ と書いていて、そうよねーと実感。
どんな空間に身を置くのか、時間を費やすのかも、感覚を研ぎ澄ますことに繋がるはず。
セレンディピティに出会うには、感じる力、感じとる力、
好奇心、五感、知識(知的好奇心に要る知識)が必要なのだと思います。
一番大切にしていることは好奇心を持ち続けること。
バーチャルで分かった気にならず、体感する、を一番に。
そこで何が面白いのか、いいのか、自分に問いかけると、更に自分のアンテナの方向がはっきり見えてくるから面白い。
出会いた♡、繋がれたー!が起こることで、日常での幸せ度は高くなるんですよね。
日々の暮らしの心模様がこんな良い状態なら、「生きるって楽しい」「人生って面白い」と思えていく。
そんな生き方は幸せなことですね。
生涯、日常と共にセレンディピティな過ごし方で生きていけたらな、と思っています。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。
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