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【数字でみる滋賀レイクス】12/23-24 熊本ヴォルターズ戦

2023年12月22日時点で、滋賀は17勝7敗。勝率は70.8%。
目標とする8割には届いていないものの、決して悪くない状況に見えます。

しかし、先日の岩手戦も薄氷の勝利。
3人を欠いているだけではなく、試合に出ていた選手たちも疲れが見えていました。

現地観戦初勝利は嬉しかったです

そんななか、キャプテン・テツの手術の報告が。
正直驚きました。長引いているな、とは思っていたもののそこまで大きな怪我とは露知らず。でも、今回シーズンの最後に帰ってくるために大きな決断をしたキャプテン。

それまでブースターとしては少しでもチームの後押しができるように頑張るしかない、そう思いました。僕はこうしてnoteを書くこと、バスライでの応援、たまの現地観戦しかできないけれど。必ず一丸でB1に戻りたい、そう思っていますし、そう思えるチームを応援出来てとにかくよかったなと。


さて、なのでいつも通り、熊本戦の記事を書いていこうと思います。
前回は開幕節での対戦。1勝1敗の痛み分けでした。

西地区3位の熊本
熊本のクラブカード

熊本ヴォルターズの特徴

  1. 試合ペースが速く、高い得点力を持つが、TO・失点も多め

  2. リバウンドはリーグ下位で、苦戦している傾向にある

  3. スティール能力が高く、ファストブレイクからの得点に強みを持つ

1.試合ペースが速く、高い得点力を持つが、TO・失点も多め


PACEはリーグ3位の75.5。平均得点もリーグ4位と攻撃的な一方で、TOも13.2、失点も82.3(共にリーグ9位)とややミスが目立つ傾向か。

これは滋賀に近いといえます。失点こそ滋賀のほうが少ない(77.3/4位)ですが、TOは多くなっています(13.6/12位)。一方、得点の過程でみると、異なる傾向が見えます。FB後得点は近しい水準であるものの、OR後得点やPA得点は滋賀に優位性があるように思います。

これはやはり後述のリバウンドの面が大きく関係してきそう。

滋賀との対比

2.リバウンドはリーグ下位で、苦戦している傾向にある

ご覧のように、リバウンドは滋賀が優位。
アーロン・ホワイト選手、ジャメール・マクリーン選手と平均リバウンドが9回台の選手を抱えるものの、依存度がやや高い傾向がわかります。

実際に各リバウンドの上位3選手の占める比率を比べてみると、オフェンスリバウンドこそ滋賀のほうが多いですが、トータルリバウンドになると実に15%の差が生まれています。

上位3選手の比較

つまり、ホワイト選手、マクリーン選手がオンコートである際にしっかりと抑えつつ、両選手がオフコートとなったタイミングでチーム一丸で優位性を作れるか?が鍵になりそう。

とはいえ、ベンチからはベテランになっても圧倒的な攻撃力を持つウッドベリー選手がでてきますから、一筋縄ではいかないでしょう。リバウンドへの貢献は高くないものの、スピード・テクニックのあるタイプです。ついていくには日本人SFのハッスルは不可欠。

そうなると、岩手戦体調不良でお休みだったモリをはじめ、みやもんやわっくんの重要性がかなり高そうです。
負荷も高くなりそうですが、怪我無く頑張ってほしいところです・・・!


今年で36歳を迎えるベテラン!
いや3Pも43.9%って・・・

3.スティール能力が高く、ファストブレイクからの得点に強みを持つ

リーグ2位の高いスティール能力を持つ熊本。それを支えるのはやはり外国籍選手陣。ホワイト選手(1.8本)、マクリーン選手(1.2本)、ウッドベリー選手(1.1本)と3選手とも1~2本程度はコンスタントにボールを奪いに来ていることがわかります。

ファストブレイクポイントもリーグ2位(1位は滋賀)となっており、速攻に強みを持っているチームです。滋賀はTOが多いチームですし、テツがお休みの今、不安定なボール運びになってしまうことが散見されるのでそこは要注意ですね。

こんなところでしょうか。
テツの離脱はとにかく苦しいですが、本人がシーズン最後に帰ってくると言ってくれている以上、ブースターとしては応援し続けるのみですね!

レイクスからの最高のクリスマスプレゼントである2連勝を心待ちにしている方はぜひいいねお願いします!

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