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【数字でみる滋賀レイクス】2/3-4 アルティーリ千葉戦

水曜日の西地区首位攻防戦は惜しくも敗戦。
色々の場外戦もあり、ちょっともやもやする試合でした。

さらに今週末は圧倒的なB2の一強であるA千葉戦。アウェーの空気のなか、絶対に勝ち切りたい、そんな東西首位対決です。


A千葉のクラブカード

昨年は地区優勝しながらも、プレイオフで涙を飲んだA千葉。
今期は滋賀同様絶対昇格を近い、ここまで勝率9割越えの圧倒的な戦績。

クラブカードを見てもほぼすべての項目でリーグ首位。
純然たるハンドラーが少ないせいか、TOだけはリーグ最下位というのが面白いところですが、特別指定で加入した東海大学の正PGである黒川選手が早くも前節16pts、3reb、5ast、1stl、3P3/4の大活躍。わずかなウィークポイントさえも解消の気配があります。

さて、ここからは主要なスタッツの比較をしてみます。

主要スタッツの比較
  • リバウンドの強さが光る。DRは滋賀も負けていませんが、ORが強い。

  • 滋賀もTOは相当に多いですが、それ以上の数。つけ入る隙になるか。

シュートの内訳
シュート成功率
ショットチャート
  • 2Pは多いが、3P試投数は全体の33%と少ない。得点に占める割合も26%。ただし、成功率は36.0%とリーグ1位

  • 特にコーナーは左右合わせて約45%と抜群の成功率。ペリメーターディフェンスは甘くいくと一気に流れを取られてしまいそう。

  • FT試投数はリーグ2位。成功率は72.3%の8位と(その他の項目に比べると)やや低め。それでもリーグ平均よりは上。

  • ただし、FG成功率全体でみるとそこまで負けていない。差はやはり3P。以下のインパクトメトリクスを見ても、ディフェンス巧者が多いA千葉。タフショットも多くなるでしょうが、決めきれるかどうかは勝負の分かれ目か。

出典:B League Impact Metricsさま


今期のA千葉の3敗は10月22日の越谷戦、11月4日の青森戦、1月6日の福島戦。実はまだ西地区に負けなしです。

いずれもこういう負け方をした、という明確な傾向はなさそうでしたが、前半は競っているものの、後半で差を広げられるケースが多いようです(3試合だけですが・・・)。また、越谷戦:31.6%、青森戦:21.1%、福島戦:28.0%と3P不調の時は差を埋めきれない印象。

インサイドはどの試合も安定して強いので、(試投数は少ないものの)キーは3Pかもしれません。滋賀は3Pをオープンで打たせてしまっている時も散見されますから、ケアが重要ですね。


まだ写真がない・・・

注目はやはり黒川選手か。CJとは大学の同期。早くも熱い展開が期待できそうですね!

175㎝と小柄なガードで特別指定ながら、3試合で平均10分のプレイタイム。平均7.0pts、2.7astは脅威。TOも少なく、すでに十分すぎる戦力です。

3P75%・・・!


いい笑顔すぎる!!

ちなみ3PならCJも70%と負けていません。プレイタイムも伸びていますし、福島戦ではエチェニケ選手と正面から激突するシーンもあり、ハードなディフェンスも魅力。モリの怪我が治っていないとすると、ますます期待がかかるところ。とはいえ特別指定ですから、何よりも思い切りよく打ち切ってほしいですね。CJの気迫がチームに勢いを持たしてくれるはず!!


いかがでしたでしょうか。
恐らく相当に厳しい戦いになることが想定されます。ブースターも昇格への思いが強いなか、怪我人が多く上手くいかないからTLもどうしてもざわざわしがち。

不満も文句も出てしまうのはしょうがない。個人的にはそんなときこそ、前向きに応援したい、そんな風に思っています!

A千葉に勝って西の首位は死守するぞ!!という想いの方はぜひいいねをお願いします!

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