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前略 東京ってつく曲にハズレがないと思う件について。

曲名に東京ってつく曲にハズレない説

おばんです。Aohです

さてさて今回の曲紹介はタイトルと見出しにもある通りなんですが、

東京ってタイトルにつく曲、全部いい曲じゃね?

って話です。
夏なのに外に遊びに行けねえこんな状況だからこそ聴いてほしい曲たちを揃えました。

これなんでかっていうと、上京っていうワードがすっごいキーだと思うんすよ。今まで自分が育った環境に身を置くことを捨てて、その身とギター1つ持って夢や希望や欲望や魑魅魍魎が混沌と渦巻く街:東京に、自分の音楽を奏でに行くっていうその行動は、アーティストの方々にとって特別じゃないわけがないんすよ。

実際、バンド単位かメンバー単位かに依らず都内からの邦ロックアーティストって結構少ないイメージ勝手にあるんです。(この人いるじゃんっていうのは俺がひたすら無知なだけなのですみません!コメントで教えてください。)

例えば、KANA-BOONさんの出身は大阪。KEYTALKさんは下北沢出身。go!go!vanillasのボーカルの牧さんは大分県。WANIMAさんは熊本県etc...

ここには僕の趣味嗜好で挙げただけなので皆さんも自分の好きなアーティストの出身地をぜひ追ってみてください。

こんな感じで、実際に都外出身のアーティストって結構多いイメージなんですよ。そういう方々が自分の夢、音楽を世界に奏でる届けるっていうのを目指して上京してくるっていうのは、すっげーエネルギー・パワーがいることだと思うんです。

自分が身を置いていた環境捨て置いて、右も左もわかんない新たな場所に目標もって身を置くっつうのはめちゃくちゃ大変だったはずです。そのはずなんです。

そういう夢を抱いてきた場所っていうのを曲にするっていうのは、その思いを乗せずにはいられないと思うんすよ。上京にあたって要したエネルギーってのが、その苦節が込められていないわけがねえんす。だからめっちゃ良い曲ばっかなんです。

今回はそういう偏見と僕の趣味が詰まった曲紹介増量版となってるんで、ぜひご覧ください。

 

それでは今日のナンバーズいってみよう!!

 

デーモンダンストーキョー/Eve


魑魅魍魎inトーキョー全面って感じほんと好き 

ここが好き

・インスタパラダイス東京への憧れどろどろの詩
・”資格なんて気にせず”ってとこ
・落ち着いたリズムと反比例する情報量

今回は曲の量多くなっちゃうんでサクサクっといきます。

この曲マジでやべーっす(語彙力)。なんつーか、東京の美味しいとこ不味いとこ全部体現しました、それ全部食べちゃいましょみたいな曲。

東京って街は魅力と危険が紙一重だと思うんす、歌舞伎町なんか飲み屋街っすけど客引きとかそういうリスクもあったりで使い方によっちゃ怖いとこってイメージあると思います。歌舞伎町を挙げたのに深い意味はないです、実際、飲み屋街どこ行っても割とそう。

そういう紙一重な部分、いいとこわるいとこが全部ごちゃまぜにもかかわらず、一定のリズムでEveさんの透き通った声と共に全部耳に入ってくる感覚っつうのが心地いいっていうか聴いてるだけで心躍るんすよ。

それからわりと僕、”排他的じゃないんだよ、おめえも踊っていいんだぜ”っていう感じホントに好きなんすよね。フェス行った時とかみんな言うじゃないすか。

普段がんばってんだから今日は声出して暴れようぜとか、ホントの自分押し殺して生きてるやつら今日は自分だしてこうぜとか。
あれホント好き。

だから、そういう歌詞が入ってる曲も割と例外なく好きでして。この前紹介した、it's a small world/King gnuなんかもそうかな。”イケてるステップなんて刻めないけれど誰も見ちゃいないし気にしないで”って歌詞とか勝手にめっちゃ響いちゃうんすよね。デーモンダンストーキョーもそういう表現、"資格なんて気にせず"っていう表現があって一瞬で惚れ込んでしまいました。

そういうわけでめっちゃおすすめです。今更おすすめとか言ってるのがおこがましいくらい人気でしょうけどおすすめです。あと今日は詳しく紹介できないですけどトーキョー関連でトーキョーゲットーもおすすめです!

  

Tokyo- Rendez-Vous/King gnu

作詞作曲を担当されてる常田さんの出身地は長野県だそうです。

ここが好き

・暗い雰囲気なのに奮い立たせてくる感じが混沌としてて眠らない街
・惚れた晴れたのから騒ぎで欲望渦巻くのがすごい伝わる歌詞

うーん、語彙力(笑)

言わずもがなですよね、今更俺がなんか言うのもおこがましいくらいすごい曲です。常田さんのくぐもった低音で暗い雰囲気出しつつ、井口さんの高音が心躍らせてくる感じ、曲自体で東京の混沌さを体現している感じがすごく好き。
それにサビもさびさびしていないから何回ループしても飽きが全然来ないんすよね。盛り上がりはあるんですけどそこまで良い意味で起伏がないイメージ持ってて、その分聴いてて疲れないかんじですかね。短調でいい意味で単調な感じ。マジで好き。
溢れかえる人混みって入りで不特定多数であふれてる東京の表現につかまれて、あなたまみれでどこまでも行きたいわって歌われた日にはそりゃ惚れますわ。そりゃそうっすよ。そういう盲目さっつーのも歌われちゃったもんすからもう好きっすよ。好き

 

東京フラッシュ/Vaundy

Vaundy最強

ここが好き

・自分に浸れるおしゃれな雰囲気
・東京の冷たさもどこか内包した歌詞、儚い曲調
・洒落の効いた言葉遊び

なんとなくなんですけど、Vaundy聴いてる奴って自分に酔ってそうっていう意見まれによく聞くんです。(どっちだよ)

でも音楽なんてそれでいいと思ってて。そういう意見を持つ方って音楽をファッションとして捉えるのを嫌う純粋な方のように感じるし、それも正しいと思います。

でも、自分に酔ってようがその音楽を愛せてた人もまた正義で優勝なんです。マジで勝ちなんです。Vaundyはそういうの全部超えた先で夜中に自分を愛させてくれる曲ばっかかなあ。東京フラッシュも例外ではなく。深夜に聴いたらどこへ行こうどこへ行こうって、どこにでも行ける錯覚に陥れる最高の曲。

東京の相槌ばかりの喧騒とはどっかかけ離れさせてくれるお洒落なナンバー。

 

東京star/KEYTALK 

Youtubeのリンクねえじゃんって思ったそこのyou! その通りなんです泣

なるべくYoutubeにMVある曲を紹介しようって思ってたんだけど、今日はちょっとそれ無理かもしれないんだあごめんなあ。いい曲なので自分でサブスクで探してぜひ聴いてほしい。

ここが好き

・KEYTALKの落ち着いたおしゃれさ、ため息交じりさが最大限
・綺麗なリードギター
・東京で運命が交差する感じが表現された歌詞

KEYTALK話し始めたら止まんなそうなのでなるべく抑え目で。今でこそお祭り騒ぎなナンバーで場を沸き起こす曲たち書き上げるKEYTALKですけど、その真髄は儚い曲たちにあると思ってて。

KEYTALKのいいところはマジでこのため息交じりな雰囲気なんすよね。マジでおしゃれ。マジで綺麗。ラジオとかで男子高校生みたいな下ネタ繰り広げてる人たちが作り上げてるとは思えないほどの儚い雰囲気の曲ばっかなんですよね。

たけまささんのリードギターがまた脳天に効くんだ。オルタナティブっていうのかな。そういう感じ響かせてくれるリードギターなんですよ。東京のカフェで綺麗に恋してって感じの雰囲気が最大限に表現されたすっげー好きな曲。俺のつたない言葉のせいでチープなものになってないかがすげえ心配だな。

マジでKEYTALKの底の見えない表現力っつーのが東京絡めて綺麗に表現された美しい曲なんで聴いてみてください。

 

東京/PEOPLE 1


曲名がダイレクトですねー。ダイレクトです。 

ここが好き

・明るい曲調とは対極的な東京の孤独さ
・眠らない街で夢見る男女が綺麗に表現されてる

甘酸っぱい青春が全開って感じの曲調では全くないんだけど、深夜に寄り添ってコンビニデートみたいなそういう男女の情景が浮かばれる曲調。MVで表現されてるのもあるんすけど、正にその情景描写が容易な曲だとも思うんす。

そのうえ夜中の路地にぽつぽつある街頭のはかなさみたいなのがすっげー表現されてると思うんすよ。マジ最高。どっか東京の喧騒とは離れた深夜にぴったりのナンバー。


東京/KANA-BOON

曲名がダイレクトですねー。ダイレクトです。(本日二回目

ここが好き

・都会へ変化する街への戸惑い
・未だに思い続ける人を探すには広すぎる街
・KANA-BOONにしては希望の薄い暗い雰囲気

この曲はKANA-BOONさんにしてはちょっと珍しいかなっていう暗めの曲調なんですよね。東京へ行ってしまった思い人には永遠に追いつけないっていう描写が分かりやすくて好きです。

上の箇条書き欄で東京ってあえて言わなかったのはこの曲の解釈がちょっと難しいのもあって適当なこと言えないなって思ったためです。

というのもKANA-BOONさんは大阪出身のバンドなんです。なのに二人で歩いたあの道も今ではすっかりビルが建ちって表現が東京のこととは考えづらくて、やっぱり故郷のこと言ってると思うんですよね。

あーだから上京してった二度と会えないあの娘に今ではすっかり故郷は変わっちまったよって問いかけてるのかな 。そういう色々思わせてくれる落ち着いた聴きやすい、ちょっと儚い曲です。

 

KANA-BOONさんの曲で上京の描写が目に浮かぶ、すごい好きな歌が他にもあってスノーエスカーです。

この曲はマジでこの世に存在する曲の中で屈指に好きです。

上京するにあたって別れなきゃいけない男女の列車での別れの描写みたいなのがダイレクトに歌詞からも目の奥に情景として伝わってくるような綺麗な歌なんですよ。

この曲は多分なんですけどASIAN KUNG-FU GENERATIONさんの海街エスカーに影響を受けてるのかなあって勝手に思ってます。っていうかKANA-BOONさんはアジカンさんに大きく影響を受けた部分が大きいそうです。

耳の足りない僕にはわからないんですけど、アジカンの影響すごい受けてるなあみたいなコメントよく見かけます。でもそういうの関係なくKANA-BOONさんの曲、特にこの曲は、ダイレクトに上京のはかなさが伝わる感じがして好きです。

 

オリエント/go!go!vanillas


え?趣旨とちげーじゃねえかって?
その通りだよ!(小島だよ風)

でも、この曲は、前説で展開した持論の根拠にしてた、”上京への活量”みたいな部分がすっげー聴いてて感じちゃった節があって、だから紹介せずにはいられなかったんす。 

ここが好き

・ほほを濡らすような日々にはしないでね
・僕を駆り立てるここは東京っていう歌詞
・悲しいときに、底抜けの楽観さではないがどうにか救い出してくれそうな、そういう曲調

この曲はマジで全部の歌詞に救われるくらい希望をわかせてくれる曲って感じです。 

新しい一日ああしんどいやだなんて水溜りに映る太陽はひときわ輝くところだよって、君がお化粧を覚える前で純粋に楽しんでたあのお祭りを思い出して悲しむような今になっちゃってるような東京にはしないでねっていう感じがダイレクトに来るのかなあ。ちょっと違うかな。

マジで好きすぎて言うことないな。そういうちょっとノスタルジック奮い立たせてきた後のサビ後の変調がまた響かせてくるんですわ。そういう苦しみの中から救い出してくれそうな希望みたいなのがそこのパートだけで湧いてくる、そういう力が込められてるのが受け取れる感じなんです。 マジで一回でいいから聴いてみてほしいナンバー。

 

 

終わり


以上、今日はこんなとこで。

本当はSTAY TUNEとかオシャレ大作戦とかも言及したかったんですけどこんくらいで。今日紹介した曲はサブスクで探してプレイリストにしてもらえたらいい感じのセトリになりそうなラインナップな気がするので、気が向いたらぜひやってみてください!

 

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深夜に音楽漁ってるそこのYou‼️
この世で1人みたいな感覚に陥ってるそこのYou‼️俺が色々おすすめしてやっからそれ聴くだけでお前の勝ちだ。

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