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理不尽を許せた理由 ①「母に助けてもらったこと」

「母に助けてもらった」鮮明な記憶。

小学校1~2年の頃
それは、楽しみにしていた社会科見学の日。

私は楽しみに登校。
その時、悲劇が起こる。

なんと、学校の正門で転び、
そのレールのところに顔をぶつけ、前歯(永久歯)折れるという事態。

ちなみに、何故、顔面からいったかというと
当時同学年でも一番前なくらいチビな私。

体力もないのに大荷物を抱えていて、(ザ・昭和)
手で地面をつけなかったから。


そして見事に、
おでこは擦れ、鼻も擦れ、鼻血が噴き出し、
口内も唇も切れ、歯は折れ、
腕、膝も血だらけ…絆創膏などでは到底追いつかず、
母、送り出して早々に呼び出され、
即病院に駆け込み、即歯科へ。

治療に時間がかかることを知り
とりあえず包帯ぐるぐる巻き。止血してだけして
楽しみにしていた社会科見学へ連れてってくれたんですね。


普通、大怪我すぎて休ませますが、
私がとても楽しみにしていて、悲しんでいたので
やならければいけない、内職を放置して、
目が離せない弟、妹をお隣さんにちょっと見てもらってまで
連れて行ってくれたことに感謝。

母が必死で間に合わせてくれるために汗をかいていた記憶が
かすかに残っている。


ちなみに私の斜めに真っ二つに折れた前歯は、
大人になった今でも定期的にメンテナンスしています。


青髪に会えた人は前歯に注目すると、この小学校低学年時の
転倒事故の名残(1本の前歯の斜線)が見えます。
どうしても人口的部分と天然部分は差がでてしまいます。
(人工的部分は紫外線や経年劣化で色合いがズレてくる)


次回、理不尽を許せた理由②
「母を尊敬した初めての出来事」に続く

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