映画『ガンズ・アキンボ』レビュー【ネタバレあり】
こんにちは。サメ!です。
この記事は、もうこの映画を鑑賞している人向けの記事です!
鑑賞していない方はこちら
(ネタバレなしバージョン)
今回は『ガンズ・アキンボ』です!
早速行きましょう!
映画情報
主演 : ダニエル・ラドクリフ
監督 : ジェイソン・レイ・ハウデン
脚本 : ジェイソン・レイ・ハウデン
キャスト
ダニエル・ラドクリフ
サマラ・ウィーヴィング
リス・ダービー
ナターシャ・リュー・ボルディッゾ
ネッド・デネヒー
グラント・バウラー
エドウィン・ライト
他
上映時間:95分 (1時間35分)
配給:ポニーキャニオン
公式サイトはこちら
ガンズ・アキンボ 公式
ネタバレあり感想
はい出ました!あたり映画!
B級感漂う予告とポスターに、程よい期待値で観に行きましたが、余裕で期待を超えてきました。
個人的には開始10分くらいであたりを確信しましたが皆さんはどうだったでしょうか。
まずこの映画について語りたいのは、マイルズことダニエル・ラドクリフのハマりっぷりです。
パンイチ姿で街中駆け回る情けなさ、ノヴァとの会話や、人々とのふれあいで成長していく姿、ダニエルにしか出せないものだと思います。
どうしてもハリーのイメージが頭をかすめてしまうかもと危惧していましてが、もうマイルズ!だらしないけど憎めないマイルズにしか見えませんでした。
さすがは大人気ハリウッド俳優!侮れませんね!
この映画の凄さはそれだけではありません。
昨今SNSによる事件や悪事は後を絶たず、世界的な社会問題となっています。
主人公のマイルズもSNSによる誹謗中傷(いわゆるクソリプ)によって、殺し合いのゲーム“スキズム”に巻き込まれてしまいます。
少し強引かとも思いますが、この手の映画ではゲームに参加する理由が乱暴に描かれているものが多いので、丁寧に描かれていた方だと思います。
結果マイルズは自分の命だけでなくノヴァの命、さらにはニックスの命までを救うため、必死に食らいつくわけですが、、、
この辺の理由づけがやはり丁寧で、薄いストーリーにならなかった要因の一つだと思います。
主人公がやることへの理由や、バックグラウンドストーリーの設定を丁寧にやっている映画は、物語に厚みや重みが出て、観ている人に共感や感動を生みます
この作品ではそこらへんがうまい具合にできていて、思わずマイルズに共感してしまうことが何度もありました笑
皆さんは終盤ニックスにマイルズが打たれた時どうおもいましたか?
僕はこう思いました。「絶対さっきの防弾チョッキ着てるじゃん。結局見え透いた脚本でがっかりだな」
しかし、生きていたことがわかるシーンで意外とあっさり動いて終了。 生きてたのか!という驚かせる描写もなく困惑
すると次のシーンでなんとニックスと協力していたことがわかった!
GPSを起動するシーンや防弾チョッキのトリックさえも、この展開の伏線だったのだ。
まんまと防弾チョッキの推理だけで考えることをやめていた僕は、この展開に鳥肌がたった。
果たして誰が予想できただろうか。この熱い展開を。
いや、正確には予想できたかもしれない。しかし防弾チョッキを着ていたという偽のどんでん返しに隠れてその驚き度は数段跳ね上がったのです!
少し熱くなってしまいましたが、それだけ熱くさせるほどこの映画には魅力がありました。
評価
ストーリー
★★★★☆ 4.5
何度も言いますが、期待以上の熱い展開に作り込まれた設定。言うことなし!と言いたいところですが、個人的に最後の終わり方が、結局今マイルズなにしてんの?と、気になってしまったり、やはりつっこみどころも何箇所かあったのでこの評価。まあ大満足です。
映像
★★★★☆ 4.0
迫力満点のガンアクションやカーチェイスには、ワクワクが止まりませんでした。ニックスノリノリの曲に合わせて殺しまくるシーンでは、画面いっぱい血みどろなのに爽快ささえ覚えてしまいました。(サイコパスとかじゃないです(´ω`)) 1番映像に関して印象に残っているのは、最初のタイトルがバンと出るところです。(ゆっくり出るところじゃなく本編始まってから音とともに出るところ)ああいう風にまずタイトルをカッコよく出す映画が好きなんですよね。一気に引き込まれます。
音楽
★★★★★ 5.0
素晴らしい!まずオリジナルの曲について、SNSやネットワークをイメージとした楽曲には、ディズニーランドにあるバズライトイヤーのアストロブラスターというアトラクションの曲を彷彿とさせ、一人でテンションが上がっていました笑。場面場面にあった曲が多く、すんなりと物語が入ってきました。続いて既存の挿入歌のついて、選曲のセンスが素晴らしい!ダサかっこいいというか、カッケェ音楽聞かしたる感が作品と怖いほどマッチしていて、テンションぶち上がりました。
演技
★★★★☆ 4.0
ダニエル・ラドクリフにはいうことがありません!気になるところとしては、スキズムのボス、、。SAWシリーズのジグソウのようなスタンスかと思いきや後半取り乱し、言っていることに説得力もない。演技という面では違和感ないかもしれませんが、キャラがイマイチ固まっていなかったかなと感じました。
その他諸々
★★★★☆ 4.0
殺し合いというテーマでよくここまで完成させたと思います。ストーリー映像音楽と全てにおいて質が高く、満足いくものになっていました。そんなに人気ないと思いきや劇場埋まっていたので結構期待されていたんですね笑。お金を払って見る価値あり!素晴らしい作品でした。
点数
87/100点
おわりに
いかがだったでしょうか。
いい映画を観れて気分良くなりました。
数日後に控える定期考査もこの映画を糧に頑張りたいと思います。
皆さんはこの映画を観てどう感じましたか?
ぜひコメントお待ちしております‼︎‼︎‼︎
それでは、、、、、、、、、、
サメ!の
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