映画『ラスト・フル・メジャー』レビュー【ネタバレあり】
こんにちは。サメ!です。
この記事は、もうこの映画を鑑賞している人向けの記事です!
まだ鑑賞していない方はこちら
(ネタバレなしバージョン)
今回は『ラスト・フル・メジャー』です!
早速行きましょう!
映画情報
主演: セバスチャン・スタン
監督: トッド・ロビンソン
脚本: トッド・ロビンソン
キャスト
セバスチャン・スタン
ウィリアム・ハート
クリストファー・プラマー
エド・ハリス
サミュエル・L・ジャクソン
ピーター・フォンダ
ジョン・サヴェージ
ジェレミー・アーヴァイン
ダイアン・ラッド
エイミー・マディガン
アリソン・スドル
ライナス・ローチ
上映時間: 116分(1時間56分)
配給: 彩プロ
公式サイトはこちら
ラスト・フル・メジャー 公式
ネタバレあり感想
面白かったですね。
全体的に見ても、ストーリーやキャスト陣に満足いく作品でした。
このストーリーが面白いと感じた理由の一つに、日本人だからというのがあると思います。
日本には、勲章という文化はなく、勲章に対しての先入観がない状態でのスタートだったので、勲章というものが、どんな風に人々に影響を与えるかが、分かりやすかったと思います。
(勲章は正式には日本にもありますが、馴染みがなく、アメリカのそれとニュアンスが違うためここではないものとしています。)
また、やっぱり段々と真相が見えてきて、観ている時にそれがどんなものか予想しながら観ることが出来る作品は面白いです!
いやぁあのスタントンは、怪しい怪しいと思っていたんですけどねぇ。。
あの人がどう関わってるかまでは分かりませんでした(笑)
あと普通に戦争描写部分も面白いですねー。
ピッツは、医療兵だから降りたのかー。
あらすじを見た時は細かく見ていなかったので、なんでひとりが降りて救われることがあるのかと思ってましたが、、、
名誉勲章に値するすばらしい行動でしたね、、
当たり前だけど自分ならできない、、、、、
そして、どんどん真相が明らかになっていく中で、サミュエルの告白にビックリ!!
ニック・フューリーが戦犯やないかーーい!(笑)
まぁ誰が悪いという訳では無いのですが、思わず心の中でつっこんでしまいました笑
そしてこの映画で、改めて戦争の怖さを理解することになりましたね。
もう二度と繰り返して欲しくない歴史です。まさにラストにして欲しい、、、、。
死んだふりをして仲間が殺されてしまうシーン、ピッツが打たれて死んでしまうシーンなど、心に刺さるシーンが沢山ありました。
よく戦争映画で、相手の国をこれでもかと悪く描くものもありますが、戦争は一方が悪い訳では無いので、そういった部分をよく描いていると感じました。
この映画の良いところはストーリーだけではありません。
豪華すぎるキャスト陣に、みなさん興奮したことでしょう!
特に一番よかったのは、ファンタスティックビーストのクイニーが出ていたこと!
セバスチャン・スタンや、サミュエル・L・ジャクソンなど、MCUの人多くて嬉しいと思ってみていたらクイニー!!
みなさんは気付きましたか?
そんなこんなで、飛び抜けてとは言わないまでも、満足できる面白い作品でした。
頑張れニック・フューリー!
評価
ストーリー
★★★★☆ 4.0
期待通り、だんだんと真相に迫っていくミステリー的要素も含んだ戦争映画になっていて、とても面白かったです。ただ、ベトナムの現地がアヴァロンと呼ばれる植物園的なのになっていて泣いてしまったり、最後にみんなに立たせて感動にしたり、ちょくちょく視覚的に訴えてくる感動に、アメリカ人と日本人のギャップを感じました。アメリカ人は形にするのが好きで、勲章もやはりそういう精神が反映されているのだと感じました。
映像
★★★☆☆ 3.0
戦争映画を観にいっているという前置きで話すと、少し迫力あるシーンが足りなかったように感じます。話の内容的にはそういったものは不要だと思いますが、戦争映画を見にいっている身としては、小規模に見えました。まぁそれは不満ではなく希望なので、基準点の3点といたしました。
音楽
★★★☆☆ 3.5
壮大な音楽が物語とマッチしていて、心地よく鑑賞することができました。ただ、耳に残るようなものではなく、あくまで作品を邪魔しない程度のBGMでした。
演技
★★★★☆ 4.5
さすが大物俳優揃い踏みなだけあって、とても引き込まれる演技でした。主演のセバスチャン・スタンさんは初主演映画だそうで、このひきこまれるえんぎは、今後も着々と主演映画が増えていくでしょうね。
もしかしたらMCUからバッキー主役の映画とかも出るかも???
とにかくみなさん揃ってさすがの演技でした。
その他諸々
★★★☆☆ 3.5
期待値が高かったのもありますが、決して期待を超えてこない作品でした。
もちろんとても面白かったのですが。
あとは戦時中のシーンと現在のシーンの切り替えにもう少し工夫が欲しかったかなというところです。
急に切り替わってぶつ切りのような、、
点数
74/100点
おわりに
いかがだったでしょうか。
間違えないでいただきたいのはおもしろくなかったわけではありません!
面白かったのですが、気になるところがないわけでもないということです。
勲章をテーマにした戦争映画をこれまで見たことがなかったので、とても楽しめました。
みなさんはこの映画を観てどう感じましたか?
是非コメントよろしくお願いします。
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それではまた、、、、、、、、、、
サメ!の
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