ママチャリのヤンママが怒鳴った内容に共感、でも。

東京の生息地域でお買い物とおさんぽふよふよしていた青鳥(あおどり)なのです。
細々と日用品を買い込むのです。
お店のハシゴは基本なのです。
あるものないもの、高いもの安いもの、きちんと見比べて購入なのです。

品数は多くはないのですが、エコバックふたつの袋を両肩にかけておうちへふよふよ、なのです。
途中、赤信号につかまったので、おとなしく立ち止まったのです。
向こうには同じくママチャリのママさんと子供用の自転車に乗った親子連れが待っていたのです。

が、ママチャリの前にはおばあさんが自転車に乗っていたのです。
その人が、不思議な動きを見せたのです。
歩道の青信号では止まっていたのです。
それが赤信号に変わった途端、自転車を漕ぎ出したのです。

え、うそでしょ?!

なのです。
ヤンママも慌てて「ちょっと、赤だよ!!」と、怒鳴ったのですが、おばあさんは聞こえないのか無視なのか、自分だと思っていないのか、そのままスイスイ漕いで渡りきり、鳥類の隣を通り過ぎてしまったのです。

「ババァは自転車乗るな!」と、またそのヤンママは後ろから怒鳴っているのです。
口調はさておき、鳥類も内容については同意見なのです。
ただ、生息地域に老人が多いためか、そんな光景はしょっちゅうなのです。

ちょっとおかしい。

そこでGoogle先生なのです。
わかったのは、老人になると「色の認識が難しくなる傾向がある」というもの。
水晶体が濁って黄色や茶色がかって見えてしまう、ということだったのです。
それに、老人以外が共通認識として色の違いを把握している、としたら、それも彼らとはちがうこともあるようなのです。
視力に異常があって信号の色が認識できない可能性もあるのかー、なのです。

それ以外にも、認知能力が下がっている、だとかわざとしている、という可能性もあるので、本人に確認しないとわからないのです。

ママチャリのヤンママは口が悪いけれども、信号を守っていて偉いなあ、なのです。
彼女の子供がぴったり隣でその様子を見ていたのですが、そのときのママさんはどうみえたのかなあ、なんてちょぴり気になっていた青鳥なのです。

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