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小説の書き方_書いている作品のルーツを考えてみた

こんばんは、碧木です。
2023年2月25日より「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」という小説を書いています。

毎週末お届けしている近況ノート、本日のテーマは書いている作品のルーツについてです。


それでは行ってみましょう!

《はじめに・・・》

私が今書いている「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」は元々私の中にあった、『こういう物語を書いてみたい!』が詰まった物語になっています。
そこで物語を書く上で影響を受けている作品をご紹介したいと思います。

①選ばれた子どもたちが世界の危機を救う「デジモンアドベンチャー」

8人の選ばれし子どもたちがパートナーデジモンとともに世界を危機を救うデジモンアドベンチャー。おそらく生涯の中で一番好きな作品です。
この物語で参考にしているのが、主人公たちが複雑な家庭環境を抱えていること。両親が離婚している兄弟や、自分の両親が本当の親ではないと知っている少年等、小学生が見ることを本当に想定したのかと思うほど主人公たちの背景に深さがあります。自分と向き合い成長していくことでデジモンの進化に繋がっていく過程が何度見ても飽きないです。
※YouTubeでも期間限定配信が始まっているので興味がある方はぜひ御覧ください。
■第1話公開期間:
2024/3/13(水)正午12時 ~ 2024/3/27(水)正午12時
https://youtu.be/cD63lCfe2AM?si=VbDImHlnO6uW5j29

②千年前の巫女の生まれ代わりの主人公が敵に立ち向かう「Dr.リンにきいてみて!」

転生モノで一番最初に出会った作品といえばこれでした。平安時代の巫女の生まれ変わりの主人公がトラブルに巻き込まれながらも仲間を集めて敵に立ち向かっていく物語です。
この作品があったから、平安時代の人間を現代に転生させるという物語の根幹を形成したと言っても過言ではありません。
これ「ちゃお」での連載だったんですよね。歴史も勉強していない小学生向けに書かれているのですが、読んでいて何のハードルも感じなかったんですよね。(すごい。)
私もこの作品を参考に、なるべく歴史的背景を知らない方でも読んでいて分かるようにしようと心がけています。

③あの時なぜ城は滅んだのか?転生者達による腹の探り合い「ボクラノキセキ」

時同じくして転生した者たちがかつて自分たちが寝食をともにしていた城がなぜ滅んだのかを過去の真実を見つけようとする物語です。

https://www.ichijinsha.co.jp/zerosum/title/bokuranokiseki/

この物語で参考にしているのは、転生した人間の中で誰が敵で誰が味方か分からないスリル感と、徐々に記憶が紐解かれていくことで真実が明らかになっていく過程です。
今までただのクラスメイトだったのが、過去の記憶を思い出すことでより強い繋がりを持ったり、腹を探り合う仲になったり、過去と今の交錯が絶妙です。
最初自分たちが認識していた部分を詳らかにしていくことで見えてくる真実の部分が反転を繰り返し、良い意味で読者を裏切っていきます。私も自分の書いている物語で一辺倒にならないよう、”反転”を意識して取り組んでいます。

《まとめると・・・》

長く書いてしまいましたが、まとめると以下の3つです。
①主人公たちの背景に深みを持たせる
②歴史的背景が分からない人でも読み進められる
③過去と今を交錯させて反転を繰り返し、読者を良い意味で裏切る

《最後に・・・》

今日も読んでくださり、ありがとうございました。
私が書いている小説「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」にも興味を持って頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。

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