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切り替わりもう9月

相変わらずの湿気に悩まされているけれど、季節は切り替わりの時期を迎えているのを虫や鳥が教えてくれる。

庭にやってくる鳥のメンバーも少しずつ変わってきている。時々「君は誰だ」と思う鳴き声も聞こえる。

鳥の鳴き声は今はまだ夏の鳥の鳴き声、とおもいきや、もうすでに秋へ移り変わっているように思える。夏の声がいくつかは聞こえなくなり、今まで聞こえなかった声が聞こえてくる。

台風はもう低気圧になってしまったのではないか、と思うような東京の天気。気温は昨日からの雨で下がり過ごしやすいし、おだやかな朝だ。気象庁の発表を見ると、東海道沖にまだあるらしい。くるくるとあちこちうろうろと動いてまだいるらしい。

秋といえば、亥の子餅の話題がそろそろ出るころ。亥の子餅はいろいろな種類があるけれど、以前読んだ木版刷の江戸時代の本では、入れるものがあって、7種類の粉を入れてと書いてあった。おまじないというか、そういう力を体の中に入れるものなので、秋の栗や柿なんかも混ぜ込まれていたと記憶している。最近では本当に猪みたいな形のものもありで、バリエーションが豊かだ。入っているものはそれぞれに違い、そんなに色々と混ぜ込んでいないものも多い。

私は毎年亥の子餅が楽しみなのだけれど、今年はどのぐらい亥の子餅巡りができるかなと思う。時期が限られているので、仕事がつまっているとどうしても後回しになてしまい、一つも・・・という年もある。それでは寂しいので一つぐらいは味わいたいと思う。



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