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“One Voice”という合唱団。


One Voice Children’s Choirという子どもたちの合唱団がある。

公式サイト(英語)

You Tubeチャンネル


この合唱団は主に洋楽の名曲をカバーして歌っているのだけれど、
選曲が個人的に好き。ハズレがない。
子ども達が歌うという意味をよく考えて選曲してるのがすごく分かる。
だから、子ども達が歌うことでその歌の歌詞の違った良さを引き出すことにもつながっていると思う。


選曲と共に編曲もかなりいい。
原曲の音と歌詞をものすごく大切にして編曲されているだと思う。
そして、子ども達が歌いやすいように、一人ひとりが輝くように工夫されている。
だから、原曲と聴き比べてもあまり違和感がない。
聴いていてとても気持ちがいい。


そしてなにより、子どもたち歌声がすごく素晴らしい。
上手いのはもちろんなんだけど、それ以上に子どもが歌うことを楽しんでる感じがものすごく伝わってくる。
悪い意味でつくられた感がないので、純粋に感動できるものが多い。

これはドキュメンタリーでやっていたことだけれど、子どもに歌い方の技術的な指導はしていないらしい。
子ども一人ひとりの声や歌い方、自身の希望を尊重して、パート割を決めているとか。

とにかく、素敵な音楽を届けてくれている合唱団だと思う。


最近だと、Maroon5のMemoriesを歌っているのがすごく良かった。

この作品は、コロナ禍での制作のため、子ども一人ひとりがそれぞれの場所で収録したものをまとめるという形で仕上げられている。

ちなみにMemoriesは、Maroon5のメンバーの友人でありマネージャーだったジョーダン・フェルドスタインが亡くなってしまったことへの想いを歌にした曲。
いわゆる追悼曲。
追悼曲なんだけれど、それをこういう形で歌われるとその歌詞がまた違った意味に聞こえてくる。
悲しみの中にも希望すら感じられてくるから不思議。

それにはもちろん、Memoriesという楽曲の素晴らしさによるものが多分にあるのだろうけど、
その楽曲を最大限にリスペクトしてた編曲。
そして、世界のこのような状況の中で子ども達が歌うことの意味も含めた映像の構成。
それらが相まってより素晴らしい作品になっていると思う。


ちなみにこちらが原曲。


こういう素晴らしいと思える音楽を聴くと、改めて思う。

音楽ってホント素晴らしいなぁ。
そして、
ライブ行きたい。
生の音楽にふれたい。

いろいろな思いで、涙が出ます。

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