作家は都合の良い人
作家ってのは読者にとって都合の良い人でなければいけない。web小説や二次創作をして6年の僕はそう思っている。
読者が見たいのは作品
当たり前だけど読者が見たいのは作家じゃない。作品だ。
一部村上春樹のように作家もメインになりうる存在はいるけど、まあ例外だ。
僕の実体験としても二次創作がすげえウケたから「じゃあ、同じところでオリジナルも公開してみるか」と、公開したがちっとも見られないことあった。
それで確信した。
読者が見たいのはその作家が書く決まった作品なのだと。同じ作家でも別の作品にはさほど興味がない。
あくまでもその特定のネタだけ好きなのだ。
マグロを食ってくれるからとタマゴ寿司を握ってみても、全く食われないような、そんな感じ。
作家も消耗品
読者は基本作家なんかどうでも良いワケだ。
特定のネタが食えればそれで良い。たとえ作家がある日急に更新を止めても「ああ、やめちゃったのかー」と、数秒思うだけ。
次の瞬間にはもう別の作品にハマっている。
だから感想を送ってくれる人とかは本物のファンだと思う。
たいていの人はマグロうまかったー。寿司うまかったー。で終わるのに、わざわざ感想を本人(作家)に伝えるんだぜ?
ごちそうさまの一言ならまだしも、結構長く書いてくれる人いるからね。
作家が消えても困らない
作家なんていくらでもいる。本屋を見ればわかるね。
それがネットやアマチュアの世界なら尚更。別に読者はプロを読めば良い。
だから作家って、可哀想な生き物だなと思うんだ。僕が言うとポジショントークなんだけどさ。
でも自分じゃなくて「作品が愛されればそれで良い」っていうのは職人感あるよね。だけどたまには作家も「必要です」って言われたくなるよ。
だからもしもあなたが好きな作家がいたら、コメントを送ろう。それだけで作家という生き物は生きていける。
彼らは良くも悪くも単純だからね。
というわけで「作家にもたまにはコメントしましょう」って話でした。
hitono kane de 焼肉 ga kuitai