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ふしぎな娘とのはなし

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#魂を語る

Profile

たかはたあきこ 1979年1月18日生まれ。山羊座。 5才くらいの時、横断歩道を渡っていたら、車にはねられる。 頭を打って痛かったのだけれども、動揺激しい母と、 とんちんかんな質問をたくさんする看護師さんを前に、 頭が痛いと言ったら大変なことになると思って言えなかった。 そんな少し冷めた外からの視点を持つ子どもらしくない子ども時代を過ごす。 母方のおばあちゃんは第六感が敏感なひとだった。 手相や人相にも詳しくて、昔ながらの智慧を携えていた。 そんなおばあちゃんが大好きだ

11才。娘師匠からの気づき

2022.12.6 おなかぺこぺこの娘11才(師匠もうすぐ12才)。 夜ごはん前の会話。 お弁当に入れたのこりの、 近所の自然食品やさんの、 店舗で揚げているおいしい厚揚げが 1個残っていて、 明日のお弁当にまた入れようかと思っていたら 「今日食べたい気分♪」と 娘が言うので、 ちょっと渋ってみたけど (お弁当のおかず1品をラクできるから) でも 「今日食べたい気分!」と 一歩も譲らないので、 「食べていいよ〜」と 引き下がった。 でも 小さめ1個しかないから、

信じるものは引き寄せる

「そろそろ、大人用の大きいライアーがいいかと思います。」 娘のレッスンの同伴で、 そう、ライアーの先生に言われたのが、2ヶ月ほど前のこと。 わたし:「え、あ、そうなんですね…      ちなみに、だいたい、      いつくらいまでにはあるとよさそうですか?」 先生:「注文して8ヶ月から1年くらい待つこともあるし、     楽器は、出逢いですからね。     でも、そうですね…5年生くらいにはあるといいかもしれませんね。     からだも大きくなってきているし。」 わ

10才が語る「なんで生まれてきたか」

千と千尋の神隠しの主題歌となった 「いつも何度でも」 木村弓さんは、 ライアーという楽器を奏でながら その美しい歌をうたっていた。 映画も主題歌もとても好きだったけれど、 あのときは、 その楽器が「ライアー」という ものだということは まったく知らなかった。 それから、何年かして、 まだあかちゃんだった娘が 出逢ったライアーのあかちゃん キンダーハープ そして出逢った おかあさんライアー 実物の響き。 鳥肌が立つような、ぞぞぞ加減で、 もう、全身のちからが抜けて、

魂はどこからきたのか?

娘10才は、 けっこうナチュラルに、 見えない世界との繋がりを 保っている子で。 たいてい、 朝早く、まだぼーっとしているときや、 夜、もう眠くて半分以上、意識が夢の国に行かけているとき、 とても興味深いことを話したりする。 意識が穏やかで平安で静かなとき、 なのだろうか。 つい最近も。 お風呂上がり。 (このタイミングは多い) 「たましいのひとつぶ」の話を娘が語っていて。 ↑そもそも、なんでそのような話になったのか… しばらくひとりで語っていて、 わたしは、うん、

9才が体現する「引き寄せの法則」

毎日、電車で学校に通う娘。 これまでずっと朝は、学校まで送っていたけれども、 ここにきて、急にひとりで通いたい気持ちがぐんぐん増して、 少しずつ挑戦。 乗り換え駅までの送り迎えを繰り返した後は、 我が家の最寄り駅まで、ひとりで帰ってきた! そして今日。 朝は、いつものように乗り換え駅まで送ったけれど、 「帰りは家までひとりで帰ってくる!」 と、意気込み、改札で手を振った。 そしたら、思いがけず、午後から冷たい雨。 けっこう、ざんざかしっかり降ってきたから、 こんな冷たい

信じるちからが もたらすせかい

我が家には、 毎月1日になると、カレンダーをめくる、こびとさんがいる。 季節の変わり目には、季節のテーブルのしつらえを変える、こびとさんがいる。 春のしつらえ。 梅雨のしつらえ。 夏のしつらえ。 秋のしつらえ。 冬のしつらえ。 作りかけていた手仕事の、最後のむずかしいところを仕上げてくれる、こびとさんがいる。 夜寝ている間に、食べかけのおやつを食べてしまう、こびとさんがいる。 抜けた歯を窓ぎわに置いておくと、外国のコインやきれいな石に交換してくれる、妖精さんがいる。

子育てとリズムと積み重ね

子育てって ちいさなちいさなことの積み重ね。 積み重ねるのは 手間も じかんもかかる。 こつこつ ていねいに。 こころもかけて 目もかけて 手もかける。 でも 崩すのは一瞬。 あっという間に 例外、特別が 日常のあたりまえに入り込む。 例外は、わるくない。 特別は、わるくない。 大事なのは そのあとの 戻れる「日常のリズム」を 土台として 安心として 積み重ねの中でつくっていけるか、 なんだと思う。 娘、もうすぐ10才。 10年の積み重ね。 わたしの実験、み

教会へ行く

今年の初めころだっただろうか。 娘が「教会に行ってみたい」と言い出した。 きっかけは、本の中に出てきた「洗礼式」の様子。 わたし自身、高校生のときにアメリカでホームステイを1年ほどしていたことがあり、 そのときに、数えるほどだが、教会へ足を運んだことがある。 司祭さんから語られる話の内容は、 もちろん全て英語だったし、 理解には程遠かったが、 あたたかで、 参列している人たちの愛に満ち溢れている様子、 静謐な空間はとても好きだった。 しかしながら、 宗教のはなし、とな

ハイアーセルフといつもつながっている娘のはなし

朝の公園から、ぶらんこの帰り道。 わたしがぽつりと、 「ヘナをしに行きたいなぁ。  でも、駅の近くにあるかなぁ。」 とつぶやいた。 そしたら娘が言った。 『調べてみて、いくつかお店を紙に書き出してみたら?  それで、書いた名前の上を、ふたつずつ順番に指で触っていって、  どっちのお店が緩むかなぁってやるの。  最後に残ったところが合うところだし、  どこも緩まなかったら、ないってこと。』 !!! これ、以前わたしが娘に教えた、 自分のからだに合う野菜の見分け方!! (

9才が語る②「こころのとびら」と信頼のはなし

「パパは、ぽーんって開くと思う。  今はたくさん寝て、夢の国で学んでいるの。  今はまだ、こころのとびらは閉じているけれど、  ぽーんって開くよ。  ママはじんわり。  今これくらい。  あともう少しで、いっぱいに開く。」 9才娘の言葉。 確かに、夫はとてもよく寝ている。 大天使さんから言葉をもらってからの彼女は、 ここ最近ずっと「こころのとびら」が大きなテーマのようで、 常々よく話してくれる。 「ママにいいこと教えてあげる。  こころのとびらを開いていないと何もはじ

きみどりとシンクロとペリドット

ここ数ヶ月は、激動だった。 変化のスピードが速い、と言うのは、 すでにあちこちで耳にすることだ。 そして、気づけば、そのスピードはもれなくわたしのところにも。 今朝、朝ごはんを食べながら、娘が「ひとといろ」の話をしていた。 誰々は何色っぽいよね、という話は、ときどき話題になる。 学校で自分が何色っぽいと言われたか、という話の流れで、 〇〇先生は紫色だよね、 と、これまでも何度も互いの認識を確認してきたことを、また再確認。 そして、これまた、何度も確認してきたことだけれども

9才が語る「こころのとびらを開くこと」

娘とふたり、散歩の道すがらに、娘が話したこと。 いつも「それ」は突然くる。 わたしが、話が通じない夫のことを、 「夫(パパ)の言いたいことがわからない、言いたいならば言葉にしないと伝わらない!」とグチをぽろんとこぼしたら、 「こころのとびら」の話がはじまった。 「こころのとびらを開いて聴かないと入ってこないしね」 「聴こうとしないと入ってこない」と。 「とびらを開けていないと、言葉も外に出ていかない」と。 へぇ~ 娘はそういうふうに会話やコミュニケーションを理解している

娘が生まれたときの不思議な訪問者

娘がお腹にいたとき、 それはそれは、 これまで生きてきた中で、一番穏やかで幸せな時間だった。 もう、なんとも表現しようがないくらい、幸せに満たされていた。 なぜだか、女の子がやってくる、と思っていた。 わかっていた、というが近いかも。 一応、男の子の名前も考えたけれども、 どんなに考えても、画数を調べたり、意味を調べたりしても、 どれもこれもひとつとして、しっくりこなかった。 そして、女の子がやってきた。 退院して帰宅した翌朝。 まだ陽が昇らないくらいの時間。 布団で