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11才。娘師匠からの気づき

2022.12.6
おなかぺこぺこの娘11才(師匠もうすぐ12才)。

夜ごはん前の会話。

お弁当に入れたのこりの、
近所の自然食品やさんの、
店舗で揚げているおいしい厚揚げが
1個残っていて、

明日のお弁当にまた入れようかと思っていたら

「今日食べたい気分♪」と
娘が言うので、
ちょっと渋ってみたけど
(お弁当のおかず1品をラクできるから)

でも
「今日食べたい気分!」と
一歩も譲らないので、

「食べていいよ〜」と
引き下がった。

でも
小さめ1個しかないから、
家族みんなの分には足りなくて、
冷蔵庫に使いかけのお豆腐が残っていたから
『今からそれも揚げようかな、
そしたら、厚揚げが増えるな….』と
思ったけれども

お腹がぺこぺこすぎて
「いますぐごはんを食べたい!」と
なっている娘を前に

豆腐を揚げるには時間がちょっとかかるから
『ま、いっか。』
とわたしの中で一瞬のうちに
ぱっと浮かんだ考えを流した。

そしたら娘が
「ママ、
 今から残っているお豆腐を
 油で揚げようと思ったでしょ。
 わたしもそれがいいかな、と思ったけど
 それだと時間かかるから待てない!って思ったから
 言わなかった〜」

と、
完全に、思ったことを読まれてた。


以前から、

「先生の背中で黒板が見えないときは
 先生のまわりに浮かんでいるのをみて
 ノートを書いて、
 あとで黒板を見て、
 あってるかなぁって答え合わせしてる。
 けっこうあってるよ。
 です、とか、だ、とかがちょっと違ったりするけど」

って言っていて、

そっか。
この子は、こうやって、
厚揚げ同様に(笑)
授業中とか、先生の言いたいことや
言わないことにしたことを
ナチュラルに読んで、感じて、
自分の中で対応してるのかぁ、

と目の当たりにした。

そして、
厚揚げに限らず、
いつもわたしの思考や感情の
あれこれも
みえて気づいているんだろうなぁ…笑
これまで何も言わなかっただけで。


わたしが娘に
大切なことを伝えようとするときの
言葉が出るよりも前に、
1秒にも満たないほんのちょっと前に、
まっすぐにこちらの目をみて、
うなずく様子が、
まさにそれなのだろうな、

と、
改めて気づき直した日。




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