12月に読んだ本

気がつけば新年を迎えて4日も経っててびっくりしている。でも毎日天気が良くって嬉しい。布団も干したし洗濯や掃除が捗っていて清々しい。
それにしても三が日よくたべてしまった。自覚はある。明日からは節制しましょう。

そうしてやっと、12月に読んだ本をまとめていなかったことに気づきました。遅。

後半はクリスマスだの年越しの準備だのでなんだかんだ読む時間がなくって、そのまま今に至る感じなので読んだ記憶が朧げになっている。

そんな感じですがとりあえずまとめ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・USO vol,1

・ベルリンうわの空ランゲシュランゲ　　香山哲

・水中の哲学者たち　　永井玲衣

・西瓜糖の日々　　R・ブローティガン

・灯台守の話　　J・ウィンターソン

・あとは切手を、一枚貼るだけ　小川洋子、堀江敏幸

・ジーキル博士とハイド氏　　スティーヴンスン

・遠慮深いうたた寝　　小川洋子

・山羊と水葬　　くぼたのぞみ

・ONE PIECE91〜96

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

でした。今月は少なめだな。

しつこいけれどONE PIECE何回読むねんという感じだが、漫画ってねやっぱりすごいのよ。何回同じシーンを読んでも鳥肌は立つし感動する。あの熱さがたまらなく好きだ。週刊ジャンプも合併号という悲しみを乗り越えつつも読んで大興奮して（今日も新年1冊目のジャンプ出たんで読んでまた大興奮しました）元気をもらってました。かっこいいんだよみんな〜。わたしは強くて信念のあるヒーローがとても好きだというのもあるし、ワンピドンピシャ世代なので、いつか来る最終話まで一緒に走り抜けて行きたいと思っている。ロスった時のわたしなんて想像したくないけれどね。世界が暗くなっちゃうんじゃないかとすら懸念している。

そんな感じで漫画も読んだ本として入れているのだけれど、小説じゃないっていうだけで本は本だし、自分に良い影響を与えてくれているのでわたしは読んだという実感のためにここに記録するようにした。時々漫画は含まないという方もいるけれどもそれでも良いです。わたしはわたし。間違いなんてない。だってここは読書記録の場だもの。

そうして他、小説を読んだわけだけれども、どれもよかったな〜。
『ベルリンうわの空』を集めたいなとは思っている。すっごくよかったのよ。セルフケアをちゃんとしようと思ったし、自分の愛したいことってなんだろうか、を考えることもできる。早々に全巻揃えて、もっと自分の心と対話するきっかけというか、紐付けになるような感覚を実感したい。『考え直しながら生きる』って本当に大事だ。どんな理想で何を大切にしてやっていくか。生活は少しずつでも長く続いていく。そして積み重なっていくのだから、少しでも早く、自分が健やかに日々を愛していける環境を整えたいな、とも思った。

また『水中の哲学者たち』もよかった。もう何だこりゃ〜。すっごく面白いじゃんか〜〜〜こういうのが読みたかったんだよ本当に！ありがとう！めちゃくちゃ楽しい読書体験ができた！とニコニコした笑顔で言いたくなる。（心では言ったわ）頭や心に新鮮な刺激を与えてくれる読書の楽しさを久々に体験した。読んで以降いろんな人に推している。時々開いてはまた刺激をもらっている。

また、たま子さんが、いつかの手紙でわたしがゴリ推しした『灯台守の話』を読んでくれたおかげで、わたしも再読して、ああやっぱり大好きだ、となったのだった。自分にとってこの物語の美しさに敵う他の小説に出会っていない。出会いたくない、といえば嘘になるかもしれないけ、れど…。

ずっと、心の真ん中には、高校時代に読んだ夏目漱石の『こころ』がいたのだけれど、今は『灯台守の話』が真ん中にいるな、と気づいた。『こころ』もすぐ隣にはいるのだけどね。

12月に読んだのって、自分の心に前向きな栄養を与えてくれるものが多かったなあ。暗いものがなくて、それぞれの美しさがあって、刺激的。
新しい感情、新しい価値観。新しい世界。どれも新鮮だった。

12月の分も含めて、1年間で読んだ本は約200冊ちょっとでした。
あんまり読めてないだろうな〜と思っていたけれど、案外読んでいたな、という感覚。今年もそれくらいは読みたいな。もう、本棚がどうなるかわからんけれど。

昨年はたくさんの本を読ませてくれてありがとうございました。
今年もたくさんの本に出会えますように。