見出し画像

マックのポテトが250円

今なら9月1日までMサイズもLサイズも250円!

昔は150円だったような気がするが考えるのはやめておこう。

安さに釣られて今日のお昼は近くのマックでポテトを食べる事にした。

せっかくなのでLサイズをむしゃむしゃ食べたい。

お昼時のマックは混み合っていて席はほとんど埋まっていた。

私はセルフレジ?でさっさと注文して番号札を持ち、席まで届けてもらう事にした。

今のマックはこんなに便利なのか。

先に席に座りモバイルオーダーで注文すればいいのかもしれないがまだそのレベルには達していない。

機会があれば次回、挑戦してみよう。

なにごとも新しい事にはチャレンジしていかないと時代に取り残されてしまう。

私が座ったのは大きなテーブル席。

仕切りも何もない席で向かい側にも椅子があり対面式。

多少広めに間隔が空いているとはいえ知らない人と向かい合って食べるのは気まずい。

しかし、そこしか席が空いておらず。

誰もいないと思って座ったら制服姿の高校生の男女が目の前に座った。とても気まずい。

私は瞬時に存在感を消しスマホの画面に集中するフリをした。

しかし、どうしても高校生達が視界に入ってきてしまう。

そして私のLサイズポテトが届いた。

私は無心で揚げたてのポテトを貪り食べる事に集中するフリをした。

向かいの高校生達はビッグマックをどう食べるか考えているようだった。

やはり異性の前では汚い食べ方では食べれないという乙女心。

わかるよ、その気持ち。○○年前くらいなら。

マックで制服を着て異性と二人っきりでお昼ご飯。

なんて初々しいのだろう。

二人は付き合っているのか?

お互い好きだけどまだ付き合ってないとか??

余計な詮索をしてしまうアラフォーおばさん。

しかし、次の瞬間、視界の端で男が女の子の頭をなでなでしている。

これはもう付き合ってるだろー!

付き合ってない訳ないだろー!!

もし、付き合ってないとしたらもうお前ら付き合っちゃえよー!!!

と、心の中の私が騒ぎ始めた。

私のポテトを食べる手は止まらない。

もう揚げたてポテトよりも二人の様子の方が気になってしょうがない。

私がポテトを食べ終わる前に二人は人混みへと消えていった。

ただ250円のLサイズポテトを食べにきただけなのに。

今日はいつもより気温が暑い気がした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?