父の日

昨日は父の日。

普段、母の話題ばかりで父の話はほとんどしないが私にも父親が存在する。

一応、毎年父の日にはプレゼントを贈っている。

ポロシャツや靴下、肌着を贈っているのだが今まで着ているところを見たことがない。

年に一回会うか会わないかの頻度なのでたまたまその日に着ていないだけなのかもしれない。

しかし、私の予想だがタンスの肥やしになっている可能性が高い。

何故なら干してある洗濯物を見る限り、何年も着古した見慣れた服しか干されていないからだ。

以前、姉妹でお金を出し合ってそこそこいいお値段のアウターをクリスマスにプレゼントした事があった。

その年の暮れに帰省した時、そのアウターはリビングに無理やり取り付けられた物干し棒のようなものにずっと掛けられたままだった。

昔、祖父の家を掃除しに行った時に未開封の肌着の山を見て父は、「新しいのがあるならそれを使えばいいのに」とボヤいていたが、今では自分も祖父と同じことをしている。

かと言って自分で服を買っていない訳ではない。

ただ単に好みの問題なのか?

ある程度、父の好みを把握しつつサイズも調べて渡しているのだが。

プレゼントは渡した時点で役目を終えるというので、貰った後にどうするかは本人の自由だ。

しかし、勿体無いから使わない。ではなく、使わないと勿体ない。とガンガン使って貰いたい。

ちなみに母の日には毎年ハンカチを贈っているが、母はガンガン使ってはガンガン捨てている。

それでいいのだ。

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