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牛乳を食す

最近牛乳が廃棄されると言う話をよく耳にする。

コロナの影響で学校が休みになり、給食での牛乳の消費量が減ってしまったとかで余った牛乳は処分するしかないのだとか。

最近はアーモンドミルクとかオーツミルクとか牛乳じゃなくてもお洒落なミルクがあるので牛乳を飲む人も減っているのだろう。

私もその一人なのだが、小さい頃はそれこそ毎日一リットル牛乳を飲んでここまで立派に成長した。(牛乳を飲んでいなかった妹は私よりも更に成長したが…

ここは一肌脱ごうじゃないかと、牛乳1リットル入りを2本購入。

何を作るかといえばそう、チーズである。

カッテージチーズだ。

温めた牛乳にレモン汁を入れて濾すだけで簡単にできるし、1リットルなんてあっという間に消費できる。

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そして出来上がったのがこちら。

牛乳1リットルでできたチーズは200g位あるだろうか。

にんにくと塩胡椒オリーブオイルをかけるだけでも美味しい。

しかし今回はお菓子作りに使用する。

更に、以前お土産にもらった霜ばしら。

その緩衝材となっている粉が余っている。

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ネットで調べるとどうやら落雁粉(らくがんこ)らしい。

落雁粉とはもち米を炒ったり蒸したりして乾燥させ、砕いて焙煎し製粉したもの。

和菓子の落雁の材料だ。

細かい粒でサラサラしている。

お菓子作りに使えると聞きずっと取っておいたのだ。

そして、先日作った明太クリームパスタの残りの生クリームもあるのでそちらも消費する。

要は、冷蔵庫の余り物でチーズケーキを作っちゃおう!と言うことである。

カッテージチーズ100gに卵黄2個入れて混ぜる。

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パサパサなのでまずは卵で水分を与えて滑らかに。

そこへ砂糖30gとレモン汁を大匙2程加えて混ぜる。

いよいよ、霜ばしらの粉30gを投入。

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生クリームを150cc加え更に混ぜる。

水分を吸って重めの生地①ができた。

次に卵白2個に砂糖30g加え、ツノがたつまで泡立てて生地②を作る。

①と②を混ぜる。

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なかなかもったりとした生地。

クッキングシートを敷いた丸型に流し込み空気を抜く。

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昔はクッキングシートを綺麗に切って貼っていたが最近はこのやり方で作ることが多い。

こうやって手を抜くとこは手を抜いていこうと年々ズボラになりつつある。

天板にお湯を貼り160度のオーブンで60分じっくりと焼く。

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幻想的なチーズケーキ。

焼き終わったら粗熱を取り冷蔵庫で冷やす。

カッテージチーズのチーズケーキの完成だ!

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外は少しフワッとしているが中はしっとり。

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落雁粉が入っているからか気持ちもちっとした食感。しかし軽めの口当たり。

甘さ控えめにして正解だった。

カッテージチーズの方がクリームチーズよりカロリーは控えめなのでダイエット中のご褒美にも良き。

是非一度お試しを!

そして、調子に乗って残ったもう一本でカッテージチーズを量産しようとしたところ、牛乳の温度が熱すぎたのか固まってくれなくて失敗してしまった。

結局、廃棄することに。

牛さんごめんなさい。

温度管理は気をつけよう。

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