映画『君たちはどう生きるか』感想(ネタバレ含む)
ネタバレありの感想です。ご注意ください!!
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キービジュアルくらいしか事前情報がない映画を観るのは初めての経験で、そして私にとって、映画館で観る初めてのジブリの映画。二つの「初めて」を抱えて、この映画を鑑賞しました。
見終えた今の感想は、「よく分からない、でも面白い」です。
「よく分からない」と思ったのは、独特の世界観、そして主人公が感情をそんなに表に出さないところから感じました。
事前情報がほぼないため、私は映画の冒頭は特に、この映画はどんな物語なのだろう?という「思考」が頭の片隅にありました。ただ、この映画はそんな「思考」なんてお構いなしに『君たちはどう生きるか』という映画の世界観をバーン!と示してくるんですよ。そしてその世界観はちょっと独特。正直戸惑ったのは事実です。
また、主人公があんまり感情を表に出さない人なんですよね。だから、観てるこちら側としては、共感とかそういった類のものではなく、第三者的な立場から主人公を見ている、という感覚が強めでした。
主にこの2つの理由で、「よく分からない」という感想になりました。
「でも面白い」んです。
「よく分からない」のに、全然退屈しなかったんですよね。ハラハラドキドキの展開がいっぱいあるとか、そういうのではなくて、ただもう、目が離せないというか。エンドロールが流れるころには、『君たちはどう生きるか』という作品にどっぷり浸かっていました。
『君たちはどう生きるか』
その問いに答えを出す映画なのかな、と観る前は思っていました。
見終えた今はそうは思いません。
「ただ、この世界を生きるしかない」
と、私たちに伝えた映画だと思っています。
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