セラムン二次創作小説『Happy Halloween Party(外部家族)』


今日はみんなでハロウィンパーティー。

うさぎちゃん達は兎も角、みちるさん達も楽しそうなのは流石に驚くけど。

こういうイベントに参加するタイプじゃないと思ってたから結構意外。

そしてその中でも一際、一番喜んでいるのがほたるちゃん。

「ルナ見て♪この仮装の衣装、みちるママとせつなママに作ってもらったんだ」

魔女の仮装を2人のママに作って貰ったと嬉しそうに自慢してくるほたるちゃんは昔のどこか物悲しそうな雰囲気を全く纏っていなかった。

あの出会った頃のほたるちゃんは何処にもいない。

どこにでもいる普通の女の子そのもの。

それもこれもはるかさん達が育ててくれたお陰ね。

あの時、赤ちゃんとして転生して来たほたるちゃんを真っ先に受け入れて、育てる覚悟をしてくれた3人に感謝だわ。

まだまだ若い3人が力を合わせて子育てするのは大変だったと思う。だけど、微塵もそんな苦労を見せない3人は、すっかり親としての貫禄が付いていると感じる。

「良かったわね、優しいママ達で」

「うん♪私の大切なパパとママよ」

本当の血の繋がりは無いけど、笑顔でキッパリと言えるんだから、本当の家族以上の絆が出来てるんだろう。大切に育てられた証拠でもある。

良い人達に育てて貰って良かったね、ほたるちゃん。

勿論、ちびうさとの出会いも大きいと思う。

これからもこのまま笑顔の絶えない、幸せが続くよう祈ってるわ。





おわり



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