セラムン二次創作小説『イタズラ(クン美奈)』



大学の後期の試験を受けている時、回答を間違えてしまった為筆箱の中の消しゴムを探していると入れた覚えのない紙切れが入っていた。

ゴミクズが入ってしまったのかと怪訝に思い取り出すとカラーのボールペンで書かれたであろう見慣れた字で綺麗なカラーとは反した言葉が書き殴られていることに気づきため息が出た。


「勉強ばっかして全然構ってくれないからつまんない!あんま放っておくと愛の天罰落とすわよ?By愛の女神の美奈子」


美奈子の幼稚なイタズラだ。

ご丁寧にも彼女のイメージカラーのボールペンで書いて主張させてきている。

綺麗な字からも伝わってくる殺気と絶対許さないと言うオーラに、アイツもついに念能力を習得出来るようになったのかと恐れ入る。


試験はどうなったかって?

こんな事で動じる俺では無いから楽勝だったから心配はいらん。

その後は美奈子に大人のイタズラを返してやるという余裕も見せてやった。


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