2024年5月の記事一覧
セラムン二次創作小説『宵闇に一番星が輝く(クン美奈)』
「今夜も星が美しいな」
学校が終わると、すっかり日が暮れていた。自然と空を見上げると、いつもの様に宵の明星が美しく輝いていて安心する。
何故だろうか?思春期になった頃から、宵闇の明星ーーー所謂一番星が妙に気になった。気づけば空を見上げて一番星を探していた。
普通ならば、月が綺麗とか気になるのだろうが、俺は月には興味が無く、寧ろ何故か気分が悪くなる想いがした。
「やはり一番星が一番輝いている
セラムン二次創作小説『愛の女神の憂鬱(クン美奈)』
私には付き合っている彼氏がいる。
そいつとは自然と将来、即ち未来を共にすると約束している。
少なくとも公斗は私とずっと一緒にいる気になっているみたい。
私はと言うと、まあありだなと思っていた。つい最近まではーー。
最近、ふと思ったのよね。
仮にうさぎがこのままクイーンになって千年時代が到来しているのを想像してみてよ!
クンツァイトと結婚したら、少なくとも千年と言う長ぁーい月日、彼だけを
セラムン二次創作小説『Heart of Sword(クンヴィ)』
シュッバサッシュシュッシャッ
「ハッ!フッ!ヤァー!ハァー!」
この日、クンツァイトはいつに無く真剣に剣の稽古に励んでいた。
その顔に余裕など無く、まるで鬼の形相。
そして鬼気迫る感じで剣の素振りをしていた。
「クンツァイト、今日はいつも以上に精を出してるな。この前ヴィーナスに負けたのがそんなに悔しかったか?」
そこにゾイサイトが通りかかり、凄いオーラを放ち素振り稽古をするクンツァイト