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「自分とは何か」の無限ループに陥らないために

「自分とは何か」
自分探し迷子になっていませんか?
はい、私もそんな時期がありました(-_-;)

外に目を向けることが、むしろ答えに近づくのでは?
そんな話をしてみたいと思います。


自分軸を突き詰めすぎる人たち


「自分軸」という言葉、よく聞きますよね?
「人に評価を求めないこと」と私は理解しています。

価値観の多様化している時代。
誰もが「自分探し」をして当然だと思います。

ただ、その過程で迷子になっているのかな?
と思う人がたびたびいます。

自分の「軸」って?
自分とは何か?
「本当の自分」探し
→自分の欠点に目が行く
→その原因を考える
生まれ育ち?祖先?
→カウンセリング(自己分析)とか占いとか、、

こんな過程を経るのかな、、?

カウンセリングや占い
なぜそのような精神状態になっているのか
紐解く作業としては、とても有効かなと思います。

人は結局は、「大丈夫」と言ってもらいたいもの。
「大丈夫」といきなり言うのも変なので(笑)
話を聞くプロセスと、何かしら「根拠」がある。
ここに、カウンセリングや占いの価値があると思います。

私も、実は過去に一度だけ占いを見てもらいに行ったことがありました。
元夫と結婚しようかどうしようか、と。
今まで占いに行ったのは、その一度だけでしたから、
よほど迷っていたということですよね(笑)

でも、誤解を恐れず言うなら
カウンセリングや占いで「本当の自分」が見つかる
というのは違うと思うのです。


あくまで納得するための手段


先祖とか、血液型とか、生まれた日時とか。
「要素」としてはあると思います。
人は、自分の意志だけ生まれて生きて死んでいくわけではないですから。
いろんな偶然の中で、私たちはたまたま、今ここに存在しています。

そのうえでの「自己認識=自分とは何か」
危険だなと思うのは、それらしい答えを提示され、すがる。
むしろ「自分とは何か」から逃げる結果になる。
紙一重ではないでしょうか?

「自分なりに納得」出来て、「一歩を踏み出せる」なら良いですよね。


自分を相対化する


「自己認識=自分とは何か」に近づく、手軽な方法があります。

「自分を相対化」することです。

「自分とは何か」とは、
「自分はどんな価値基準の人間なんだろう」
ということではないでしょうか?
「自分の価値基準」が見つかれば
「自分がどうすれば満足するのか」が見つかります。

「自分を相対化」しないと、「価値基準」を決められないのでは、
と思うのです。
人はいろいろな「要素の複合」で生きています。
絶対的な存在ではないからです。

「自分を相対化」
ちょっと視点を変えれば、すぐに出来ます。
簡単に言ってしまうと、「自意識過剰」から抜け出すことです。
一つの習慣であり、訓練ですね。


例えばこんなシチュエーションで


たとえば、知らない人ばかりのパーティーに行くとします。
慣れない場所で緊張しますよね?
でもこの緊張って、自分の感じ方だけの話です。

周りの人は誰も、私がいることなんて気にしていないのです。
私が緊張していようがいまいが、関係ない。
であれば、この場でどうすれば自分が楽しめるのか

私なら、いろんな人の話を立ち聞きします。
「へーこんな人いるんだ、、」と。
こっそり人の後ろに立って
その時は存在を消すことに集中します(笑)
そして面白そうな話だったら、さりげなく視界に入ってチャンスを待つかな。

全然面白くなかったら早々に引き上げます。
一人先に帰ったところで、誰にも迷惑は掛かりません

逆のパターン。
自分が中心になってしゃべりすぎる人っていますよね?
しかも身の上話や愚痴。
どうしても吐き出したなら、よほど打ち解けた人に、たまにするには良し。
聞いてくれる友人は貴重です。大事にしましょう。
しかし、同窓会なんかでそういう話を延々する人、いますよね?
その話、他の人は面白いですか?

相対化して、自分の勘違いを取り払う。

自分が世界の中心ではない
誰も自分のことは気にしていない
人は気にしてほしいと思うから期待するし、
期待が外れることで、自分の存在さえも否定されたように感じる

しかし世界は自分がいなくても回っていて
その中で自分が「どうしたら楽しめるか」を考えるだけなのです。
それは自分との対話なだけなので、気楽にやればよいのです。

肩の力が抜け回りが見えるようになれば、
「本当の自分」探しの無限ループから抜け出すことが出来ます。

そうすると、「自分の満足」への道筋クリアになっていきます。

自分ばかりを見ていても何も見えてこないと思うのです。

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