昭和に癒された夜
先日友人と新宿で飲み、昭和へタイムスリップしました。
その時に感じたことを書いてみたいと思います。
今も健在、ゴールデン街
新宿でご飯を食べたあと、
「二軒目どうする?」
「ゴールデン街、行ってみる?」
皆さん、ゴールデン街という名前は聞いたことがあると思います。
行ったことはありますか?
私は東京に30年くらい住んでいますが、
行ったのは今回が初めてでした。
ゴールデン街とは
1950年頃に現在の場所へ移転したそうですから、
もう70年以上経つのですね。
ゴールデン街には、存亡の危機があったようです。
木造長屋、ほとんどの店が二間間口(にけんまぐち、一間は1.82メートル)の小さな店です。
狭い階段があり、2階は1階とは別の店が営業しています。
若い人がオーナーをしている、おしゃれなバーも多かったです。
しかし、、
お客さんはほとんど、というより「全部」外国人。。
誰もお客さんのいない、一軒の店に入ろうとしたところ、
「まだ開店してません。」と。
夜7時を回っていて、営業していないはずはないと思ったのですが。
「お客をみてるんだよ」
と友人が言いました。
日本人は私たちだけでした。
何人も入れない店だし、座ったらすぐには出ない。
客単価を値踏みしてるに違いない。。
「(外国人のお勘定に)〇一つ多くつけてない?(←あくまで私見)」
インバウンド、円安、、
こんな形で実感するなんて。。
みんなが一体になる!
友人が、
「じゃ、昭和パブ行く?」と。
「行く行く!」
その名も「ヤングマン」!
こちらは明瞭会計、安心です(笑)
http://pub-youngman.com/
お店の中は、カウンターがおそらく10席くらい。
テーブル席が6卓くらいありました。
ほぼ満席でした。
ちなみにここは、「カラオケ」ではありません。
大きなスクリーンに、当時のヒット曲が映し出されるだけです。
曲は、お客さんがリクエストします。
ピンクのビニールカバーの「ファイル」をめくり、
テーブルに置かれた紙に書き、お店の人に渡します。
タブレットじゃないんですね(笑)
カラオケでもなくて、、?
楽しいの、、?
思いますよね?
これが!!
お店の中が「一体」になるのです!
みんながそれぞれに自分で歌い、踊る(笑)
少年隊を完コピする人。
KANの弾き語りになり切る人。。
席には、おもちゃのマイクが回ってきます(笑)
何これ、すごい!!
20代も。。
曲は70、80年代のヒット曲です。
お客さんはおそらくほとんどが50代と思われました。
何十年も前の曲なのに、どの曲もみんな
「そら」で歌えるんですよね。
私たちが10代だった頃のヒット曲です。
娯楽はテレビしかありませんでしたよね。
一方でお店には、どう見ても若い人がいました。
少年隊、だったかな。
完璧なパフォーマンスで歌い、踊っている男性がいました。
(繰り返しますが、カラオケではありません。
エアギターのようなものでしょうか。
聞こえるような気がする 笑)
友人が、その男性に話しかけてみました。
29歳とのこと!
YouTubeで見て、はまったのだそうです。
新しいテクノロジーで、古きを知るのね。。
呼び覚まされる記憶
ご本人には大変失礼だけれど、
ここに来なければ一生思い出すことのなかっただろう名前が、、
…(笑)
しばらくスポティファイで聞くこと間違いなし(笑)
ただし、電車内での「音漏れ」にはご注意を。
以前(多分50代)男性が、大音量(音ダダ漏れ)で聞いていた曲。
郷ひろみの「お嫁サンバ」でした(笑)
大人の世界を知った
友人と、、
西城秀樹ってこんなにカッコよかった?
俊ちゃんも
ジュリーの色気半端ない
世良公則ってこの時20代だよね?貫禄のパフォーマンス!!
そして、歌詞ですよね、、
おっと、今ならDVですね。。
ほんとに芸のため?(笑)
みんな憧れていた?
大人も子供も、同じテレビを見ていましたよね。
子どもが大人の世界を知る。。
感情を共有できた時代。
世代を超えて共有できた時代。
昔のほうが「多様性」を認め合えたのかもしれませんね。
そして
やさしい。。
染みるね。。
ここで泣くとは思わなかったわ(笑)
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