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片付け

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50代からの生活のスリム化。今までをリセット、これからを軽やかに。
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#老親

さようなら、デザイナーになりたかった自分:私の片付け

50代からの未来のために、まず始めるべきは ・体づくり ・片づけ どちらも長期的、継続的にやる必要があり、 時間も掛かるためです。 気力体力が必要ですからね。 さて、私も片付けします!! 本当は「洋服」からがおススメ。 でも、本棚に本が収まっていないという切実な事情があるので、 「本」から始めます。 20代前半の心の「遺産」 手始めは、一番「昔」のモノ。 建築やアートの本から。 ほとんどが20代前半に買ったものです。 あの頃は、建築やアートの本は 雑誌以外は、分厚

介護だけじゃない。暮らしの世話、家の世話

3カ月ぶりに、10日間ほど実家に帰ってきました。 青森の実家では、86歳の母が一人暮らしをしています。 そこで思ったことを書いてみたいと思います。 母の現状 母は60代半ばで骨粗しょう症を発症しました。 背骨の圧迫骨折を繰り返し、 今では身長は10センチほども縮んでしまいました。 加えてここ1~2年で首下がり症(と思われる)で、 体の自由がなかなか利かない状態です。 動作はのろく、疲れやすくなっています。 何かを認識したり考えたりすることも、衰えてきています。 しか

実家の片付けのはじめ方

私は、「家と暮らし」相談アドバイザーをしていた時、 高齢者の家のモノの多さを、間近に見てきました。 高齢になると、本人が片付けをすることは難しくなってきます。 今日は「実家」の片付け方について、書いてみたいと思います。 築50年には50年分のモノ 家は、前の家が手狭になったから買う、というケースが多いです。 家族の人数が一番多い時に買うのですね。 最初は4人住んでいたのが、子供たちが巣立ち、2人、1人となる。 それなのに、モノは4人家族の時のままです。 おそらく今使って

「こんなの要る?」私の実家の片付け

50代は自分の家の片付けの前に、難題があります。 「実家」の片付けです。 自分の家とは全く異なる困難さがありますよね。 今回はお恥ずかしながら、私の実家の片付けの現状をお伝えしようと思います。 飾り物オンパレード 私の実家は、父が3年前に亡くなり、84歳の母が一人暮らしをしています。 母は物を「飾る」のが好きな人です。 パッチワーク、刺繍、編み物、裁縫といった手芸が趣味で、 いたるところに「作品」が飾ってあります。 リビングの壁には、和風のパッチワークの隣に、ファ

「良いもの」なのよ、、私の実家の片付け

実家の片付けの困難さ。 それは「必要ない」のは分かり切っているものが、大量にあること。 バサッと捨てられればどれだけ良いか、、 今回も実家の片付けで悩む私の奮闘記です。 前回はこちら 大量の引き出物 実家に帰ったときのことです。 「私が死んだらどうせ捨てちゃうんだから、これちょっとどうするか」 母が、食器棚の上の扉を開け、何やら取り出し始めました。 横が50センチ、縦が30センチ、高さが5センチくらいの箱。 似たような大きさの、一様に高さ5センチくらいの古びた箱。