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50代からをどう生きる?をテーマに感じたことを書いています。
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2023年6月の記事一覧

人生って私たちが思うよりずっと面白いのかも、と思った夜

前回、おばあちゃん達の居酒屋へ行った話を書きました。 続きがあるのです(笑) お店から「金色」の人が 私たちはおばあちゃん達の居酒屋をあとにしました。 「もう一軒行こうか?」 お店へ行く道中、商店街にちょっと気になる一角がありました。 とっても古いビルの一階に、小さなお店が集まっていました。 「いってみよう。」 時間は夜10時近くになっていました。 そのうちの一軒をのぞいていると、 中から「金色」の人(以下金ちゃん)が出てきました。 お店には他に誰もいません。 店

「子育てって大変」「働くって大変」も思い込みかも

友人が「大好きなお店があるから行こうよ。」と誘ってくれました。 その夜に出会った人たちを見て、思った話です。 おばあちゃんの居酒屋 友人が誘ってくれたお店は、こちらでした。 東京都中野区方南町というところにある「居酒屋」です。 カウンターが10席くらい。 テーブル席が2卓くらい。 切り盛りしているのは、 調理担当の男性と、女将さんと、少しして手伝いに入った女性の3人です。 いずれも70代です。 腰が曲がっていたり、動作はゆっくりだったりするけれど、 土曜の夜に行った

自分の「セットポイント」を見直す

何度も言っていますが、人は「慣れ」の生き物です。 「今のまま」が一番心地よい。 当たり前に思っている、自分の「基準点=セットポイント」。 これについて考えてみよう、というお話です。 「成長」してやっと現状維持 少し前ですが、Twitterのこんな投稿を目にしました。 私たち人生後半のカラダについて、この法則で言うなら、 私たちの筋肉は毎年1%ずつ減っていますからね。 「ありのまま」とか「がんばらない」という言葉。 これ、「がんばり過ぎ」な人に言う言葉だと思うんです

お互いに「正直でいられる」ことの大切さ

ステキなお店だけど、「イマイチ」な料理だったら。 あなたは「美味しいね」と言いますか? 友人との会話で、私が思った話です。 レストランで 友人と、あるレストランに行った時の話です。 新しく出来た美術館併設の、オシャレなお店でした。 メニューは野菜中心の、アレンジの利いた少しお高めのランチでした。 サラダが運ばれてきました。 「キレイだね!」 ここまでは良かったのです。 一口、二口、、 「なんか、、変な味。凝り過ぎてるって言うか、、」 友人が言いました。 「そう

同じ「ひとりの人」への想像力を持てるか:茨木のり子の生き方

最近、試験勉強のように仕事に関する「調べ物」をしています。 そんな時は、「感情」の息抜きをしないとね。 今日は、茨木のり子さんの詩集について書いてみたいと思います。 本屋さんで、谷川俊太朗さん選の詩集が出ていました。 私がきれいだったとき 茨木のり子さんは、終戦を二十歳で迎えたのですね。 衣食住の心配のない、ましてや命を脅かされることのない 今のこの環境を、「私たちは生かせているのかな」と思いました。 少なくとも「不自由がない」生活環境の幸運を。 この詩の後半を知って

出会いは偶然、継続は偶然ではない

先日、とっても楽しい出来事がありました。 朝TVをつけたら(TV好き 笑)、こちらの番組をやっていました。 ぶらり途中下車の旅 「西武池袋線」の旅でした。 ナビゲーターの小島奈津子さんは、住宅街を歩いていました。 普通の戸建てですが、小さな看板を見つけ、インターホンを鳴らします。 「KEIKO IGATA Chapeau Atelier」 ん? イガタという名前に聞き覚えが。。 帽子、西武池袋線。。 出てきた女性は、「ヘッドドレス」のデザイナーで、 自宅をアトリエ

格差とか平等とかいう前に:ずっとモヤモヤしていたこと

先日TVのニュース番組で、こんな話題に触れていました。 国会議員の世襲問題 岸田総理の息子が「総理秘書官」を辞任した話からはじまります。 岸田総理は政治家としての「地盤」を引き継がせたかったから、 息子を総理秘書官にした。 政治家の「世襲」問題に、話は及びます。 岸田総理自身も「世襲」議員です。 番組のなかでは、イギリスの例を紹介していました。 イギリスでは「一部の特権階級による政治」を変えるため、 自らの「地元でない地盤」からの出馬しか出来ないように改正され、 実質「