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人や暮らしのこと

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「個の時代」だからこそ焦点を当てたい、一人一人の人生・暮らしについて書いています。
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#創作大賞2024

血縁でも社縁でも地縁でもない、あたらしい「縁」

私のテーマ「50代からのリセット&リスタート」 に行きつくまでには、いくつかのきっかけになる本がありました。 そのうちの1冊について書いてみたいと思います。 衝撃的なタイトルですよね。 以前のこちらともつながる話です。 ※他の本については、以前こちらで書きました。 無縁社会 こちら読んでみると、 知らない間に日本が「貧乏な国」になってしまっていたのと同様、 既に私たちの「日常」になりつつある話です。 (この本は2010年出版ですから、事態はさらに進んでいると思われま

ちゃんとしないと生きていけない?

address生活を始めて、少しずつ人との出会いが増えています。 私もちょっとだけ、コツがわかってきました。 自分から話しかけてみると、チャンスは広がります。 何でも、経験ですね。 そこで感じたことを書いてみたいと思います。 理解できない ある日の、娘からのラインです。 私が出たマンションには、娘と娘の彼(結婚未定)が暮らし始めています。 「おばあちゃんに久しぶりに電話したら、 結婚もしていないのに(彼と)一緒に住むなんてどういうことだ! って怒ってた。」 私の母は

人は人で癒される

address生活を始めて一週間。 あるシェアハウスに泊まりました。 そこで感じたことを書いてみたいと思います。 誰にも会わずに一週間 addressは戸建てやシェアハウスやゲストハウス、旅館などと提携しています。 addressは「コミュニティ推し」だと思うのですが、 はじめてみたら、思いのほか人に会えません。 シェアハウスの住人や、他のアドレス利用者は「居ることは居る」。 しかし、話のきっかけって難しいですよね。 お互い遠慮するということもあるし、 話しかけてみ

「家」じゃない居場所を持つということ

いろいろなところへ出かけて、いろいろな人に出会う。 50代からを生きるヒントは、 自分をオープンにすること。 自分の空気を入れ替え続けること。 「家」から生活を変える。 建築士の私が、チャレンジしたいと思いました。 しかし、そう簡単ではありませんね。 家は、人間の最も保守的な部分ですから。 addressでアドレスホッピングを始めて4日目。 つづってみたいと思います。 帰る場所があるということ あなたは旅行は好きですか? 「好き」と答えた方。 では、一生旅行をし続

みんなが「同じ景色」を見られた時代

「あの頃はよかった」 そう思うことはありますか? あなたの「あの頃」はいつですか? 今日は、私の「あの頃」について書いてみたいと思います。 みんな一緒にテレビをみていた 小学生までの私。 可もなく不可もなく、田舎で過ごしました。 母は料理が上手で、いろいろなものを作ってくれました。 「リカちゃん人形」にどっぷりはまり、 来る日も来る日もリカちゃんと遊んでいました。 思春期は、父と母の不仲、父との確執、母の兄への期待と、 複雑だった気がします。 小学校5年生の頃に初

家電の買い替えは、あと何回来るんだろう

最近立て続けに迎えている「家電の寿命」。 そこで思ったことを書いてみたいと思います。 ぼろ家キリなし 前回、実家に帰省していたときのことです。 私の母は86歳で、青森で一人暮らしをしています。 私が洗濯物を干しているところへ、母が来ました。 「また嫌なことがあった。」 手にはフックのようなものを持っていました。 「?」 ハンガーを引っ掛けようとしたら取れた。 プラスチックが腐っています。 「この間も電灯の調子が悪かったし。」 少し前にもテレビが壊れ、買い換えました。

昭和に癒された夜

先日友人と新宿で飲み、昭和へタイムスリップしました。 その時に感じたことを書いてみたいと思います。 今も健在、ゴールデン街 新宿でご飯を食べたあと、 「二軒目どうする?」 「ゴールデン街、行ってみる?」 皆さん、ゴールデン街という名前は聞いたことがあると思います。 行ったことはありますか? 私は東京に30年くらい住んでいますが、 行ったのは今回が初めてでした。 ゴールデン街とは 1950年頃に現在の場所へ移転したそうですから、 もう70年以上経つのですね。 ゴール