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人や暮らしのこと

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「個の時代」だからこそ焦点を当てたい、一人一人の人生・暮らしについて書いています。
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2022年11月の記事一覧

3人目の家族だったラッキーの話

2年前まで犬を飼っていました。 私と娘の二人しかいない家を、 「家族らしく」してくれたのはラッキーでした。 日常というものは日々流れてしまうけれど、 ラッキーは、日常に彩りをたくさんくれました。 そんな思い出を書いてみたいと思います。 大きすぎるミニチュア ラッキーは「ミニチュアダックスフンド」でした。 ミニチュアダックスは体重5キロ以下を言うようです。 ラッキーは体重が8キロありました。 太り過ぎではなかったと思うのですが(-_-;) 散歩などしていると、知らな

いろんな意味で学びの多かったシェアハウス生活

瀬戸内の「豊島」という島で、 10日間ほどシェアハウス生活をしました。 初めてのシェアハウス生活で感じたことを、 書いてみたいと思います。 シェアハウスでの生活 このような機会があったのは、 「豊島エスポワールパーク」という複合施設の お手伝い募集があったからです。 こちらに書きました。 住まいはシェアハウスが用意されており、 女性のみ定員4名、各個室はありました。 個室は充分な広さでしたが、布団しかありませんでした。 キッチンダイニングリビング、お風呂やトイレは共有で

建築と安全と、人の暮らしと歴史

今回初めて瀬戸内海を訪ね、ここぞとばかりに 豊島、犬島、直島、高松、倉敷、尾道へと行きました。 日本って「海と山の国なんだな」と思いました。 背後にすぐに山が迫っている。 海までの「隙間」に町があるところって沢山ある。 私の実家も、そのようなところです。 そこで感じた、建築と「安全」について 書いてみたいと思います。 尾道で 尾道は、海に近い商店街のあるエリアと、 線路を挟んで山の斜面に家が張り付いている 「坂道エリア」に分かれます。 「坂道エリア」は急坂の連続です。

個の時代に知らずに失っているもの

瀬戸内の「豊島」という島に滞在しました。 島での10日間ほどを、シェアハウス生活をしました。 家事の仕方の違いが現れます。。 そこで感じたことを書きたいと思います。 初めてのシェアハウス生活 豊島には、新しい宿泊・イベント施設のお手伝いに来ました。 住まいはシェアハウスが用意されており、 女性のみ、定員は4名、各個室はありました。 個室は充分な広さでしたが、布団しかありませんでした。 キッチンダイニングリビング、お風呂やトイレは共同でした。 建物は古民家をリフォームし

人は時代の中で生きている:島たび

瀬戸内の豊島(てしま)という島に、10日ほど滞在しています。 先日、犬島という島に行きました。 島の歴史と、人の暮らしと、アートを通して、 感じたことを書いてみたいと思います。 犬島とは 犬島は、瀬戸内海にある 周囲3.6km、面積0.54k㎡の、小さな島です。 岡山市東区の宝伝港から船で10分の場所にあります。 犬島は、古くは石の採石場でした。 その後、採石は下火になりました。 次に1907年、現在の倉敷市にあった銅の精錬所が移転されました。 移転された理由は、公害