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さやかさんちのアシュタールセッション毒親編②

(続きです)

ま あと、聞きたかったんですけど、さやかさんも辛い経験されたと聞いた気がするんですが、同じように辛くてもそれをバネにできる人と私のようになる人、何が違うんでしょう。

 それはおそらくですけど、彼女は母親にとても愛されてました。少し問題のある母親でしたけど、彼女は彼女の母なりの愛情表現をしっかりと受け取っていました。

ま でも私のこの状態も大きな目で見れば愛されてるって言うんですよね。

ア そうですね。えっと、ただあなたのお母さんは少し病的でした、私たちから言わせれば。それはあなたの方がわかってらっしゃるでしょう?

ま いや、私の被害妄想かなって、、、もっとひどい、ほら虐待するお母さんとかいるのに、私はまだマシな方なのに、どうしてこんなに被害者みたいになってるんだろうって。

ア あなたは言葉に心を傷つけられました。それはほっぺを平手で打たれるのよりずっとずっと辛いことでしたよ。

ま やっぱりそう思っていいんですね。そうだよね、苦しかった。

ア 小さなあなたを愛してくれた大人はいませんか。

ま うーん、えっと、あ、お母さんの一番上のおばちゃん。ずっと独身だったおばちゃんは私を愛してくれたかもしれない。
あ、でもそのおばちゃん (50代で)、末期がんになって自殺したんです。ごめんなさい、ごめんなさい。自殺は憑依って分かってるんです。
でも何ていうか、私ってみんなに不幸を与えちゃうのかなって思うんです、すぐに。ごめんなさい、ほんとにごめんなさい。

ア ちょっといいですか。あなたは、それは誤解です。あなたが謝ることは何もないです。
あなたのせいではないというのは本当です。もしあなたがいなかったら、あなたを愛していたおばさんは楽しみが一つ減ったところです。

ま そうですか、、、そういえば、憑依で思い出したんですけど。昔、体が勝手にベランダの方に近づいていって (このままじゃ飛び降りてしまうから)、全身の力で必死で止めたことがあるんですけど、あれは憑依ですよね?(この経験で私は、抑圧されたネガティブなエネルギーに共振して憑依が起こることを、身をもって体験しました)

ア はい。じゃあ、次に憑依されそうになった時には私たちに助けを求めてください。きっと私たちの方が上手にできると思います。私たちがあなたを守ります。

ま ありがとうございます。(話を変えることで)  少し落ち着いてきました。さっきまではかなり取り乱していました。

ア 取り乱せば取り乱すほど、あなたの中のネガティブなものは外に出ていきます。大丈夫ですよ。

ま ただ私のこのようなエネルギーを受けて、さやかさんには影響はないのですか。

ア 大丈夫です。さやかも気にしてないようですし。

ま よかったです。いつもこうやって (だれかによくない影響があったらと) 考えるから、相手を守ろうとして、もっと言うと (そのことでそれ以上に傷つく)  自分を守ろうとしてっていう、自分の中の歪んだ正義感が今の  (動けない) 状態を作っている、という解釈で合ってますか。

ア はい、合ってます。

ま あ、それからまたお母さんの話に戻るんですけど、当時ランドセルといえばは赤か黒だったんですね。それなのにクリスマスに届いたランドセルはオレンジだったんです。
当時は見たことない色で。それでお母さんに (サンタさんが間違えたのかと思って)、「お母さん、赤じゃないんだけど?」と聞いたら、お母さんから言われたのは、「言うことを聞かなかったから、赤はもらえなかったのよ。」だったんです。

ア お母さんは自分のことに手一杯であなたのことを考える余裕がありませんでした。

ま それすらも和解していこうってことですよね。でも (癒したはずだった) 和解が、今もっと自分を苦しめてます。

ア (あなた自身が)だれか悪い人を見つけないと気持ちが安定しないので、お母さんが悪い人じゃなかったら、お母さんじゃないだれか、か、私 (まゆ) が悪い人だという風に(無意識に)気持ちを落ち着かせることにしたみたいです。でもその方法 (インナーチャイルドセラピー) は失敗しましたね。

ま あ、そういうことか。

ア はい。あなたは身をもってわかったと思います。じゃ、ほかに悪い人を作りましょうか。

ま いいえ、作りません。

ア そうですね。これでゴールです、これで上がりです、あなたの問題は。だれも悪くなかった、ただちょっと未熟だった。
ちょっとじゃないかもしれないです、お母さんは。とても未熟な人でした。あなたが許してあげれるほどに強い人だから、こういう組み合わせで親子になっています。
あなたのお母さんというのは、上位20%に入るほどひどい親だったと思います。

ま そうなんですね。(世の中には) もっとひどい親がいるのにって、もう思わなくていいってことですね。私、親の呪縛から外れることできますかね、

ア 大きな呼吸をしてください。そして無理をしないでください。あなたが嫌だったら連絡したり会いに行かなくてもいいんです。

ま 連絡を取らないと (怒らせそうで) 怖くなります。私、いつも (何をしていても) 親の顔がちらついてしまいます。苦しいです。

ア はい。あの、今日お話しした分あなたは軽くなってますよ。本当の気持ちを思いっきり出すことができました。

ま ありがとうございます、聞いてくれてありがとうございます。

ア 素直でかわいい女の子ですよ。あなたはもっとかわいがられて、もっと愛されてよかったんですよ。

ま (女の子という言葉に反応して) あっ、お母さんは、私がくねくねしてて気持ち悪いって言ってました、、、
でもお母さんの気持ち、よくわかります。お母さんは筋肉質で男性的なので、(体型もしぐさも) 真逆な私をいじめたくなるんだと思います。
だから、私は女らしい (筋肉が少なく体脂肪の多めな) 自分が大嫌いでした。

ア あなたには心理学の知識がありますよね。

ま あります。

ア お母さんがあなたの女っぽさを嫌ったのは、抑圧した女性の部分をあなたに投影していたというのはわかりますね。

ま はい、わかります。
(今日話した悩みはどれも) 自分ではインナーチャイルドセラピーで癒したはずのものでした。でも、全然癒せてなかったことに改めて気づきました。
今でも、自分の本当の感情がわからない人たちが、まず自分の感情について見つめ、表現する突破口としては、ある程度は有効なセラピーじゃないかと思ってるんですが、でも認識は大きく変わりました。

ア はい。あなたは今日、恐れを表現しています。恐怖心を表現できています。表現できることはいいことですよ。

ま そうですね。今日はいっぱいひどいことを言ったのに聞いてくれてありがとうございます。

ア えっと、あなたは何よりも強いのは愛だということをご存じですよね。(今後) あなたがどんな尖った感情を出しても、(クラスメイトの方々は)、愛について十分身に着けているので大丈夫だと思います。

ま はい。 

ア そしてあなたは進んでいるので、 (今回の人生は) 過酷なコースです。強くなりますし、愛を身につけます。

ま そうですか、、、私が20代だったらよかったのに。

ア 大丈夫です。十分間に合います。
あなたはすごいスピードで前に進もうとしています。
(あなたにその気があるのなら) 少しだけ休んでベイビーちゃんのコミュニティに入ればいいと思います。あそこの場所というのは半分人で半分宇宙人みたいなもんなので。
あなたは宇宙人に対しては心を開くのが得意なようですし。彼ら、彼女たちというのはかなり人間の中では宇宙人に近い感じの人間ですから、あなたと親和しやすいと思います。あなたもそうです。

ま そうですね。

ア で、彼ら一人一人もほかの人類に対して、(あなたと) 同じような印象を持っていると思います。だからあそこが居心地よくってみんなで交流してるんだと思いますよ。

ま そうですか。よかったです。

ア (最後に) あなたがだれを好きでだれを嫌いかは、あなたが決めていいことです。
(あなたが親を嫌いでもいいのです)

ま わかりました。今日はありがとうございました。

ア こちらこそありがとうございました。あなたたちにはいつも感謝しています。

以上、絶対にだれにも話すことはないだろうと思っていた私のアシュタールセッションでした。

こうやって書き起こしてみると個々の出来事こそ違いますが、息子と私はとても良く似たストーリーを経験してきたことがわかります。そして、私の父、母、も話を聞く限りですが、なかなかの毒親に育てられた可能性は高いようです。連鎖はつづくよ、どこまでも、ですね。

そう考えると、一気に感謝の気持ちが溢れてきました。

改めて。
私の暴走を止めてくれた息子くん、ありがとう。

音声を聞き返すだけでは、ここまで俯瞰して自分を見ることはなかったので、今回書き起こすという波に乗れて本当によかった。
流れを作ってくれた、さやかさん、クラスメイトの皆さん、ありがとう。

そして、最後に。
めちゃくちゃ怖いのに勇気出して「自分さらし」の投稿をした私、よく頑張りました。ありがとう。

今回の記事いかがでしたか。 気に入って頂けたらとても嬉しいです。